ソユーズ宇宙船に搭乗し、12月8日に宇宙に向かう前澤友作氏(株式会社スタートトゥデイ代表取締役)が、前日の12月7日にカザフスタン・バイコヌール宇宙基地にあるコスモノートホテルにて、オンラインのクルー記者会見を行った。
新型コロナウイルス感染症拡大の恐れもあり、オンラインで開催された本会見。
フライトスーツで登場したクルーの5人は横一列で椅子に座り、ガラス越しで記者からの質問に答えた。
まず、今回の打ち上げについて聞かれた前澤は、「昔から星空や天体が好きだったので、まさかこんな機会をいただけるなんて思ってもいなかったです。ついに夢が叶うといった気持ちでいっぱいです!」と、明日の打ち上げに胸を膨らませていた。
ISS到着後について、「一番最初にやりたいことは?」と聞かれた前澤は、「まずはトイレに駆け込むんじゃないかと思っています(笑)」とコメント。また、「滞在期間中にやることを100個決めているので、それを実践します。地上にもYouTubeを通じて配信したい」と意欲を見せた。
最後に前澤は、「人類にとって、宇宙はまだまだ未知の世界だと思っているので、そういった場所にも、一般人が行ける存在であるということを伝えていきたい」と、明日から始まる日本の民間人として初となるISSへの宇宙旅行に大きな期待を寄せていた。
【概要】
2021年12月8日打ち上げのソユーズ宇宙船に搭乗し、ISS(国際宇宙ステーション)へと向かう前澤友作氏(株式会社スタートトゥデイ代表取締役)。ISS(国際宇宙ステーション)への渡航および滞在は、民間の日本人として初めての挑戦。世界でも10人目となる(日本人の商業宇宙飛行としては、秋山豊寛氏以来31年ぶり2人目)。
前澤友作氏が搭乗するのは、同日、バイコヌール宇宙基地(カザフスタン)から打ち上げられる、ソユーズ宇宙船「MS-20」。このロケットに乗り、同氏はISSに約12日間滞在する予定だ。
前澤氏は今回の宇宙渡航に際して、約100日間に及ぶ訓練を行い、11月16日にロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで行われた最終試験に合格。現在は、実際に打ち上げが行われるカザフスタン・バイコヌール宇宙基地にて最終訓練を行っている。同乗者として、操縦士のアレクサンダー・ミシュルキン宇宙飛行士(ロシア)と、宇宙飛行の全容を撮影するスタッフとして、前澤氏の関連会社役員の平野陽三氏が搭乗。⺠間人宇宙渡航者ならではの試みとして、「宇宙って実際どうなの?」をテーマに、訓練からISS渡航、そして帰還に至るまでの全行程を前澤友作YouTubeチャンネルで公開予定だ。
2023年にSpaceX社と計画している⺠間人初の月周回宇宙プロジェクト「dearMoon」の案内人として前澤氏は、自分自身が一足先に宇宙を訪れることで、同乗するクルーの期待や安心感をより一層高めたいと考えているという。
©Roscosmos/RIA Novosti
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前澤友作・宇宙までの道のり【6/6】|オンライン記者会見
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