ロシア海軍がシリアの戦略的要衝であるタルトゥースの海軍基地から撤退した事が確認されました。アサド政権への支援を約束しているプーチン大統領ですが、シリアでは反政府勢力の進攻が続いており、同基地にも脅威が迫りつつある中、予防措置、つまり、同港から艦艇を撤退させたと推測されています。ロシア海軍の大規模撤退は今年二度目です。
11月27日に始まったシリア反政府武装組織による4年ぶりの大規模攻勢。奇襲をくらう形となったアサド政府軍はシリア第二の都市アレッポを僅か数日で制圧されてしまいます。勢いを増す反政府勢力は首都ダマスカスに向けて南進。現在は、その道中にある中部の都市ハマで政府軍との攻防が続いています。そこから西に100km程の距離にあるのが地中海に面した港湾都市タルトゥースになり、ここにはロシア海軍基地があります。反政府軍が迫る中、ロシア軍はここに駐留していた艦隊を同港から退避させた事が衛星画像で確認されています。同港にはゴルシコフ級フリゲート艦2隻、グリゴロヴィチ級フリゲート艦1隻、補助艦2隻、改キロ級潜水艦1隻の5隻が駐留していましたが、11月30日には停泊していた艦船が12月2日の衛星画像では確認できなくなっていました。艦隊がどこに行ったかは不明ですが、もし、タルトゥースを放棄したのであれば、ロシア海軍は半世紀に渡って維持してきた戦略上重要な拠点を失う事になります。
■関連動画
https://youtu.be/Xj9m4fzifWc
https://youtu.be/Oc5QYjG9C1g
https://youtu.be/kWKl8xZIi5U
https://youtu.be/XI41_oFdPfo
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世界の軍事・安全保障・防衛・ミリタリーニュースをわかりやすく、ゆっくり解説します。
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ロシア海軍、半世紀に渡って維持したシリアの戦略的要衝から撤退
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