台湾が初めて自主建造した国産潜水艦「海鯤」の進水式が28日、蔡英文総統同席のもと、台湾南部の高雄にある造船所で行われました。蔡総統はくす玉を割って船体の完成を祝いました。
近年、中国による台湾周辺海域での軍事演習が活発化、そして、習近平が今年3月に再選、異例の3期目に突入し、台湾侵攻の危機が叫ばれる中、海中に潜む潜水艦は中国に対する抑止力として期待されており、国産化は台湾の悲願でした。というのも、中華民国海軍は現在4隻の潜水艦を擁していますが、オランダで開発建造された最新の海龍級2隻でさえ、就役から30年以上経過しています。他の2隻はアメリカで大戦中に建造されたテンチ級を改修したガピーII改修型になり、1973年に海軍に再就役してから60年以上が経過と老朽化が激しく、中国海軍に対抗できる能力を持ち合わせていませんでした。最新鋭艦を購入しようにも中国からの圧力もあり、海外からの購入は難しく、そこで、潜水艦の国産化を図る国産防衛潜水艦(IDS) プログラムを2017年に発足させていました。そして、今回、建造を終え、進水という大きなマイルストーンを達成することができた形です。海鯤は今後、試験を経て、2024年末に海軍に引き渡される予定です。
■Video&Photo
・台湾国防部
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日本のそうりゅう型を参考!?台湾初の国産潜水艦「海鯤」が進水
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