小説現代2022年1・2月合併号にて、 塩田武士さんの長編最新作『朱色の化身』を発表いたしました。 2022年3月16日に単行本を刊行いたします。
『朱色の化身』https://bookclub.kodansha.co.jp/product?item=0000351265
小説家・塩田武士さんは、どのようにして物語を作り上げていくのか。 緻密な物語の背景には、徹底した取材の積み重ねがありました。
作家デビュー10周年、『朱色の化身』の企画段階からカメラが密着! 特別ドキュメンタリー(取材編)では、物語の舞台でもある福井県あわら市、坂井市で行った取材を収録しています。 小説と合わせて、新作が出来上がっていく過程もどうかお楽しみください。
【朱色の化身・あらすじ】
「知りたい」――それは罪なのか。
昭和・平成・令和を駆け抜ける。80万部突破『罪の声』を超える圧巻のリアリズム小説。
「聞きたい、彼女の声を」 「知られてはいけない、あの罪を」
ライターの大路亨は、ガンを患う元新聞記者の父から辻珠緒という女性に会えないかと依頼を受ける。一世を風靡したゲームの開発者として知られた珠緒だったが、突如姿を消していた。珠緒の元夫や大学の学友、銀行時代の同僚等を通じて取材を重ねた亨は、彼女の人生に昭和三十一年に起きた福井の大火が大きな影響を及ぼしていることに気づく。作家デビュー十年を経た著者が、「実在」する情報をもとに丹念に紡いだ社会派ミステリーの到達点。
何度も何度も、熱風が頬を掠めた。
「今、なぜ私はここにいるのか」という根源的な問いを突きつけてくる。
――武田砂鉄(ライター)
圧倒的なリアリティを描き出した傑作。リアリティとは生の切実さであり、人間への敬意だと気づかされる。
――河合香織(ノンフィクション作家)
その女は、戦後日本社会の化身。
ファクトとドラマのかつてない融合がここにある。
――吉田大助(ライター)
【著者プロフィール】
塩田 武士(しおた・たけし) 1979年兵庫県生まれ。関西学院大学卒業後、神戸新聞社に勤務。2010年『盤上のアルファ』で第5回小説現代長編新人賞、11年、将棋ペンクラブ大賞を受賞。同書は19年NHKでドラマ化された。12年、神戸新聞社を退社。16年、『罪の声』で第7回山田風太郎賞を受賞、同書は「週刊文春ミステリーベスト10」第1位、第14回本屋大賞第3位にも選ばれた。19年『歪んだ波紋』で第40回吉川英治文学新人賞を受賞。ほかの著書に『騙し絵の牙』『歪んだ波紋』『デルタの羊』などがある。
取材協力:福井県 あわら市 (http://www.city.awara.lg.jp/)
坂井市 (https://www.city.fukui-sakai.lg.jp/)
撮影:豊国印刷株式会社(nmm)
#塩田武士 #朱色の化身 #リアリズム
リアリズム小説を求めて / 塩田武士 長編最新作『朱色の化身』特別ドキュメンタリー(取材編)
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