民主党代表選に立候補した小沢一郎前幹事長と菅直人首相は1日午後、都内のホテルで共同記者会見を行った。小沢氏は「政治家自らの責任で政策、予算を決定できる体制をつくらないといけないと感じ、立候補した」と述べ、政治主導の実現に全力を挙げる考えを表明。首相は代表選の意義について「今回の選挙はいずれの候補が首相としてふさわしいか、国民の皆さんに選択していただく選挙だ」と強調した。
共同会見は午後4時から行われ、まず、小沢、菅両氏がそれぞれ立候補の決意を表明。その後、質疑応答に移った。
消費税について、首相は「社会保障のあり方を財源と一体で議論する。その中で消費税の議論をすることが重要」と表明。小沢氏は「まず行政の無駄を省くことに全力を挙げるのが国民との約束だ」と反論した。
「どういう首相になるつもりかお示しいただき、国民が判断できるようにしてほしい」。菅氏は小沢氏にこう求めた。隠密行動が目立ち、説明不足が指摘される小沢氏の政治スタイルを意識し、菅氏が小沢氏を挑発した形だ。
菅氏はさらに、「長い間予算委員会に(首相として)小沢さんが座っている場面が想像できない」と追い打ち。冗談めかしながらも、衆院本会議をしばしば欠席し、「国会軽視」と批判される小沢氏の「適性」を問題視した。
苦笑いしながら聞いていた小沢氏は、中曽根内閣の自治相を務めた経験を振り返り「長時間予算委に座っていろいろな質問に答えてきた」と反論。「特別心を入れ替えて、というつもりはない。自分自身の持ち味で誠実に淡々と役職をこなしていく」とマイペースを宣言していた。
民主代表選、舌戦スタート
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