家電・IT(情報技術)の見本市「CEATEC JAPAN 2010」が5日、千葉市の幕張メッセで5日間の日程で開幕した。電機大手各社は3次元(3D)映像の最新技術を出展し、年末商戦に向けて製品の進化ぶりをアピールしている。
東芝は、専用眼鏡なしで見られる3Dテレビ(12月発売予定)を自社ブースの室内で展示。視聴のために来場者が最長2時間待ちの行列をつくるなど、ひときわ高い関心を集めている。シャープも眼鏡なしで見られる液晶画面を参考出展し、「裸眼3D」への潮流を印象付けた。
ただ、裸眼の場合、現在の技術では3D映像を視聴できる位置が画面の正面に限定される。これが実用化の最大の障害とされ、「眼鏡付き3Dテレビへの投資を回収する前に、裸眼3Dへの期待を高め過ぎるのはどうか」(電機大手幹部)と慎重な声もある。このため、裸眼3Dの出展は数社にとどまった。
一方、ソニーは専用眼鏡で見る縦約5メートル、横約22メートルの巨大3D画面を展示した。パナソニックもテレビやカメラなど、3D関連製品を大量に陳列。出遅れていた日立製作所も初めて3Dテレビを披露するなど、3D商戦に熱がこもった。
5日はまた、ヤフーが特設ブースを出し、3Dの写真展などを開催。時事通信社などが写真を提供した。
家電・ITの見本市「CEATEC JAPAN 2010」
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