阿寒と釧路湿原、2つの国立公園を有し、北海道の東に位置する釧路地方。冬場は降雪量が少く、夏でも平均気温は20度程度と道内では過ごしやすい地域となっている。今回、冬の釧路を訪れ、冬期限定の「タンチョウの給餌」やイベント、アクティビティを体験してきた。
釧路空港から車で20分ほどの場所、阿寒町には100羽を超えるタンチョウが飛来する阿寒国際ツルセンターがある。釧路湿原で暮らす特別天然記念物のタンチョウは、湿原で餌が取れなくなる11月から3月までの間、人工給餌を行う施設にやってくる。同ツルセンターでは、朝に乾燥したトウモロコシを、午後は川魚のウグイを与えている。来場者は目の前で給餌の風景を見ることができる。隣接する鶴居村にも多数のタンチョウが舞い降りる給餌場「鶴居・伊藤タンチョウ サンクチュアリ」や「鶴見台」があり、阿寒・鶴居はタンチョウを満喫できる一大エリアとなっている。
釧路市街から車で1時間20分ほど、特別天然記念物「マリモ」が有名な阿寒湖では、冬にしか開催されないイベントやアクティビティが用意されている。凍結した阿寒湖に穴を開け、釣り糸を垂らす「わかさぎ釣り」や氷上を快走できる「四輪バギー」、運転のできない人でも氷上のスピードを体験できる「バナナボート」などが堪能できる。
夜はイベント「阿寒湖氷上フェスティバル」が開催されている。炎をテーマにしたセレモニーでは来場者が参加できる点火式があり、イベントの最後には澄み切った空気の中、氷上で華麗な花火が打ち上げられる。開催は3月31日まで。
阿寒湖より数分歩いた所にはアイヌの民芸品店や劇場などが軒を連ねる「アイヌコタン」がある。コタンの最も奥に位置する劇場では、アイヌの古式舞踊「オンネチセ」を鑑賞することができる
100羽を超える野生のタンチョウが目前に=見どころ満載「冬の釧路」
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