福島第1原発の専用岸壁で、米軍から貸与されたはしけ(バージ)船を利用した真水の補給が始まった。原子炉の冷却には大量の真水が必要で、2隻のバージ船のうち1隻が先月31日、まず着岸。2隻目も2日朝に到着する予定だ。
1隻で約1100トンを貯水できるバージ船による給水は、米軍と自衛隊の「共同作戦」。船は先月25、26の両日、それぞれ海上自衛隊の多用途支援艦にえい航されて米海軍横須賀基地(神奈川県)を出港し、2日かけて同原発の南約60キロの小名浜港(福島県)に到着した。
バージ船から水をくみ出す特殊ポンプも米空軍横田基地(東京都)から運ばれ、同港で搭載。乗組員が防護服で身を固めた海自艦で再びえい航し、1隻目を専用岸壁に着けた。
2隻目の到着後は、両船を接続した上で、ポンプでタンクに給水する態勢を整える。
船内の水がなくなれば、30キロ以上離れた海上に待機する補給艦まで海自艦が送り、水を補給する。【海上自衛隊提供】
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米軍貸与のバージ船が福島第1原発に接岸=日米共同の「真水作戦」
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