放送技術の研究や開発の成果を公開するイベント「技研公開」が5月26日から4日間、NHK放送技術研究所(東京・世田谷区)で開催される。NHKは一般公開に先立ち24日、報道関係者向けに内覧会を開催した。65回目の開催となる今年のテーマは、「あなたに伝えたい、デジタル放送の未来」。放送と通信が連携したサービスや裸眼で見える立体テレビなど、最新の放送技術が紹介されている。
今年の展示物で特に目を引くのは、スーパーハイビジョンとインテグラル立体テレビ。スーパーハイビジョンは、ハイビジョン放送の16倍の画素数と22.2チャネルの3次元音響を持つ、次世代放送システムだ。自分が映像の中にいるような臨場感、物がそこにあるかのような実物感が得られる。インテグラル立体テレビは、特殊な眼鏡をかけることなく自然な立体映像が見られるテレビ。視点を変えると、位置に応じた立体像を見ることができる。立体テレビは昨年も公開されたが、今年は走査線の数を倍の8000本級にしたため、画質がさらに向上している。
NHKはまた、公開した研究、開発内容のサービス開始時期についても公表した。3年後には放送と通信を連携したハイブリッド・キャストを、10年後にはスーパーハイビジョンを、20年後にはインテグラル立体テレビの放送サービスを実現したいとしている。
公開時間は、午前10時から午後4時まで。入場は無料。
NHKが最新の放送技術を公開=次世代放送や裸眼立体TVを紹介
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