【ネピドー、ヤンゴン時事】ミャンマーを訪問したクリントン米国務長官は1日、首都ネピドーで記者会見し、ミャンマーに民主化に向けた改革を促しつつ、同国との大幅な関係改善に意欲を表明した。これに先立つテイン・セイン大統領との会談で、長官は20年ぶりに米大使を復帰させる意向を示した上で、政治犯の全面釈放と少数民族の弾圧の中止を要求した。
長官によると、大統領は改革を拡大することを約束。長官は支援を表明し、ミャンマー政府が200人を超す政治犯を釈放して、民主化運動指導者アウン・サン・スー・チーさんとの対話を進めている点を評価した。
一方で、「(取り組みは)まだ十分ではない」と指摘。政治犯釈放のほか、公正な選挙の実施など一層の改革を求めた。
クリントン長官は最大都市ヤンゴンに移動し、2日にスー・チーさんと会談。スー・チーさんは会談後、記者団に対し、「われわれが協力すれば、(ミャンマーが)民主化への道を後戻りすることはないと確信している」と語った。
ヤンゴンのスー・チーさん宅で約1時間半にわたって話し合った後、スー・チーさんが長官を自宅の庭に案内。2人で報道陣の前に立って会見に臨み、最後には握手を交わし、笑顔で抱き合った。【時事通信社バンコク支局撮影】
米国務長官、ミャンマー訪問=スー・チーさん宅で会談
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