6日午後0時45分ごろ、茨城県つくば市や栃木県真岡市などで竜巻とみられる突風が発生し、40人以上がけがをし、つくば市の中学3年鈴木佳介君(14)が全壊した自宅の下敷きになって死亡した。つくば市は同日午後、災害対策本部を設置し、茨城県の橋本昌知事は自衛隊に災害派遣を要請した。
同本部などによると、建物が崩れるなどして、つくば市内で34人が軽傷を負い、うち少なくとも2人が入院。住宅や商店といった建物約300棟が全半壊などの被害を受けた。死亡した鈴木君は家族が外出中のため、当時家に1人でいたという。死因は外傷性窒息死とみられる。
茨城県内ではつくば市のほかに常陸大宮、筑西、常総の3市で被害があり、常陸大宮では女性(70)が割れたガラスで顔や手などを切り、軽傷。家屋などの建物被害は常陸大宮43棟、常総5棟、筑西90棟に上るという。
栃木県の芳賀地区広域行政事務組合消防本部によると、真岡市、益子町、茂木町で、男女計9人が割れたガラスの破片で切り傷を負うなどのけがをした。いずれも命に別条はないという。このうち益子町では、ゴルフ場にいた男性(69)と女性(49)が、飛んできたガラス破片やカートに当たり、けがをした。また3市町で建物345棟が全壊や一部損壊の被害を受けた。
水戸地方気象台によると、突風は竜巻または強い下降気流(ダウンバースト)の可能性があり、つくば市では午後0時39分に最大瞬間風速18.7メートルの南風が吹いた。茨城、栃木などでは最大約1万9000世帯が停電した。
茨城県つくば市、竜巻映像=視聴者提供
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