東北南部から九州南部の太平洋側で21日午前7時半ごろ起きる金環日食について、国立天文台などで構成する日本天文協議会は11日、観察場所をあらかじめ決め、市販の日食グラスなどを用意して安全に観察するよう改めて呼び掛けた。
一方、日本気象協会は21日午前の天気予報を発表。太平洋側の関東や関西は大半の地域で雨や曇りだが、四国や九州南部は晴れ間がのぞく所が多い。予報は毎日更新される。
文部科学省で記者会見した同協議会の大西浩次長野工業高専教授らは、金環日食でも太陽の明るさはあまり変わらず、肉眼でちらちら見るだけで目を傷めると強調。特に初心者がデジタルカメラや携帯電話のカメラで撮影するのは難しく危険と指摘した。
また、雲がある場合に車などで見える場所に移動し、道路脇で観察すると交通事故に遭う恐れもある。部分日食の地域を含め、全国100カ所以上で開かれる観察会に参加するのも安全な観察方法という。
市販の日食グラスの中には、性能が不十分な商品もある。実際にグラスで室内の蛍光灯を見た場合、かすかに見える程度であることを確認する必要があるとしている。【国立天文台提供】
金環日食、準備で安全に=21日朝、四国九州は好天か
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