ホンダが11月2日から販売を始めた新型軽乗用車「N-ONE(エヌワン)」。モチーフとなったのは、1967年に発売され大ヒットした同社初の量産車「N360」で、ホンダのクルマづくりの原点となる「M・M(マン・マキシマム/メカ・ミニマム)思想」を取り入れた最初のクルマだった。
良い手本を基に造られただけに、「外観のカッコ良さ」と「優れた走行性能と燃費」にこだわったホンダらしいクルマが完成した。プレス向け発表会で「プレミアムな軽」と銘打ち、「軽のジャンルを超えて選ばれる車を目指した」という話からも、同社の力の入れ具合がわかる。
エクステリアは2011年の東京モーターショーで披露された「N コンセプト4」をほぼ踏襲したもので、その御先祖といえば45年前に発売された「N360」だ。
N360は当時まだ珍しかったFF2BOXスタイルで、スペース効率に優れた室内と、オートバイのエンジンをベースとした360cc4サイクル2気筒の高回転高出力エンジンとの組み合わせで若者を中心に大ヒットした車だ。「Nコロ」とあだ名が付けられ、当時流行に敏感な若者が集まる銀座のみゆき通りを走る姿が、同社の広報資料にも載っている。ちなみに車名の「N」は「乗り物」のローマ字読みの頭文字から取ったもので、創業者・本田宗一郎のアイデアだという。
N-ONEはそのコンセプトを現代によみがえらせたクルマなのだ。
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ホンダ「N-ONE」試乗=プレミアムな軽自動車、ルーツはN360
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