東京消防庁は9日、2012年に東京都内で発生した火災件数は前年比252件減の5089件だったと発表した。一方で、自ら放火したケースを除いた火災による死者は94人(前年比24人増)に上り、そのうち65歳以上の高齢者は60人で6割以上を占めた。
火災の発生件数の減少は建物の防火対策などが進んだためとみられるが、一方で高齢者が逃げ遅れるケースが依然として多い。同庁は住宅用火災警報器の設置などの対策を呼び掛けている。
住宅火災は全体の4割近くに当たる1916件で、前年比52件増。住宅火災の死者のうち高齢者が67.1%を占め、この10年間で最も高い割合となった。
住宅用の火災警報器が設置されていた場合、火災1件当たりの焼損面積が、設置されていない場合と比べて6.6平方メートル少なかった。
火元で見ると、電気設備機器から出火したケースが1109件(前年比58件増)で、全体の2割を占める。そのうち、電気コードなどの配線器具からの出火件数は237件(同45件増)、配電盤などからは85件(同45件増)。いずれも過去5年間で最多だった。【東京消防庁提供】
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消防庁、火災の発生実験を公表=昨年火災死者、6割が高齢者
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