米航空機大手ボーイングは、ワシントン州エバレットに建物の容積が世界最大の工場としてギネスブックに認定されている航空機の組み立て工場を置いている。人気コーヒー店「スターバックス」発祥の地であり、大リーグのマリナーズが本拠地としているシアトルから車で約30分ほどの場所。最新鋭旅客機「787」をはじめ、ジャンボジェットの愛称で親しまれた「747」など4機種を生産している。
1968年に747-100型機を生産するために稼動を始めたエバレット工場。現在、約4万人が勤務している。最も大きな建屋は幅1.1キロメートル、奥行き500メートルあり、ここに787、777、767、747型機を組み上げる生産ラインが設けられている。
2011年にデビューした787型機は、エバレット工場で月間7機のペースで製造。建屋内の組み立て工程には、「ポジション」と呼ばれるエリアが4カ所設けられている。初めのポジション1では、翼や胴体の部品が接合され、飛行機の形が出来上がる。ポジション2では、客室床面の取り付けや電気、油圧系統の接続、各種システムを搭載。ポジション3では、エンジンの装着と内装、カーボンファイバーボディーへの塗装などが施され、最終工程のポジション4では、エンジンの洗浄、インテリアの仕上げ、機能テストが実施される。
約25日間で組み立ては完成し、その後、各航空会社ごとの塗装工程5日~7日を経て、テストフライトなどを行い、晴れて発注者へのデリバリーとなる。
エバレット工場では、見学ツアーを開催しており、年間約19万人が訪れる人気の観光スポットとなっている。
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米ボーイング、エバレット工場=最新鋭787型機など生産するギネス認定施設
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