三菱重工業と宇宙航空研究開発機構は3日午後1時22分、小惑星探査機「はやぶさ2」を載せたH2Aロケット26号機を鹿児島県・種子島宇宙センターから打ち上げた。1時間47分後にはやぶさ2を分離し、予定の軌道に投入する。
はやぶさ2は、2010年6月に小惑星「イトカワ」から微粒子を持ち帰った「はやぶさ」の後継機。今回の目的地の小惑星「1999JU3」には水や有機物があるとみられ、生命の起源を明らかにする手掛かりになると期待される。
打ち上げから約1年後の15年末に、地球の重力を利用した加速(スイングバイ)で軌道を変更。イオンエンジンを使った航行で18年半ばに小惑星に到着する。
小惑星には約1年半滞在する。衝突装置で人工クレーターをつくり、表面に降りて地下の物質を採取するなど、計3回の着陸と試料採取に挑む。19年末に小惑星を出発、20年末に地球に帰還し、試料を収めたカプセルを分離する。カプセルはオーストラリアの砂漠地帯に落下し、回収される見込み。
H2A26号機は、はやぶさ2のほか大学などが開発した小型衛星3基も搭載。当初、11月30日の打ち上げ予定だったが、雷や強風の恐れから2回延期していた。【JAXA提供】
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はやぶさ2打ち上げ=小惑星往復、6年間の旅へ
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