成田空港は16日、建設中の格安航空会社(LCC)専用ターミナル「第3旅客ターミナルビル」を報道関係者に公開した。第2旅客ターミナルビルの北側に位置し、距離は約500メートル。6万6000平方メートルの敷地に、シンプルで機能的な施設の数々が設けられる。運用開始は4月8日。
新ターミナルは、出入国審査場や免税品店などを備える本館、国際線ゲート、サテライト(国内線ゲート)、そして本館とサテライトを結ぶ地上約15メートルの展望橋「ブリッジ」で構成される。鉄道駅のある第2ターミナルとは室内通路で接続。駅から徒歩で約15分ほど掛かるため、途中4カ所に休憩スペースが設置される。第2ターミナルとの間で5~12分間隔でシャトルバスも運行される。
館内の装飾は、建設コストを抑えた造りということもあり簡素化された仕様。多くの場所で天井板が張られず、コンクリートはむき出しとなるが、開放感やスタイリッシュさが演出されたデザインとなる。特徴的なのは案内表示。陸上トラックのようなラインが床面に引かれ、目的地や残りの距離などが描画される。物販、飲食店のエリアは、早朝便に搭乗するため空港で夜を過ごす利用客を考慮し、24時間使用可能に。年間750万人の旅客を受け入れることができるという。
運用開始時には、成田空港に乗り入れるLCC13社の内、ジェットスター・ジャパン、バニラ・エア、春秋航空日本の3社が入居。旅客の空港利用料は、第1、第2ターミナルと比べ安価で、国際線出発の場合、大人1020円、子ども510円、国内線は大人380円、子ども190円となる。
昨年から空港へのアクセスも充実し、鉄道やバスはLCCの発着に対応した深夜・早朝の運行を増便。第2ターミナルに直結した駐車場ビルには、24時間営業のカプセルホテルも開業している。
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成田空港、LCC専用ターミナル公開=シンプルで機能的、利用料も安価
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