人類が誕生するまでの40億年で、生命が飛躍的な進化を遂げた過程を化石標本や復元模型、4K映像などで紹介する「生命大躍進」展が7月7日から10月4日まで、国立科学博物館(東京都台東区)で開催される。公開に先立ち3月23日、発表会が行われ、カンブリア紀のバージェス頁岩動物群化石などの複製が同館で披露された。
本展では、日本初公開となる実物化石などが6つのテーマで展示される。カナダのロイヤル・オンタリオ博物館が所蔵する5億4100万年前の「バージェス頁岩動物群」で、最も原始的な脊索動物「ピカイア」、カンブリア紀最強の捕食動物「アノマロカリス」など、世界的に珍しい化石の数々を紹介。進化の背景にあるDNAに関する展示も合わせて行う。
同館の林良博館長は、「この夏、子どもから大人まで多くの方々にご来場いただき、人類へと至る生命の進化について、楽しく興味深く理解していただく機会になれば」とアピールした。この日、報道関係者向けに「アノマロカリス」のほか、全長が2.5メートルにも及ぶシルル紀の「ウミサソリ」、奇跡の霊長類化石と呼ばれる4700万年前の「イーダ」の複製が先行して披露された。
本展は会期終了後、名古屋市科学館、愛媛県美術館、大阪市立自然史博物館、岡山シティミュージアムを巡回。主催のNHKは、放送90年の関連番組として、NHKスペシャル「生命大躍進」を5月から3回シリーズで放送する。
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国立科学博物館「生命大躍進」展、先行公開=カンブリア、シルル紀の化石複製披露
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