宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、筑波宇宙センター(茨城県つくば市)の展示館「スペースドーム」の新装オープンを前に内覧会を開催した。昨年、千葉・幕張で開かれた宇宙博で展示された「きぼう」日本実験棟の実物大模型が登場するほか、人工衛星などの動きを紹介する映像や時系列に技術試験衛星を展示するコーナーが新設された。一般公開は23日から。
スペースドームの開館は2010年7月。昨年度は32万人が訪れ、累計来場者数は140万人に上る人気ぶり。JAXAの役割や成果をより理解してもらうことを目的にリニューアルされた。
目玉は、館内中央に位置する「きぼう」日本実験棟の実物大模型。リニューアル前も「きぼう」の模型は設置されていたが、JAXAが譲り受けた宇宙博2014展示の模型に入れ替えた。内覧会であいさつした宇宙飛行士の星出彰彦さんが「これが本物なのでは」と絶賛するほどの精巧な造り。「きぼう」に滞在した若田光一さんの声や船内で動くファン、ノイズまで再現し、目に入らない細かなラベルまで忠実に仕上げられている。
床面をスクリーンに見立て映像を投影する「オービタルビジョン」も見どころの一つ。「軌道で読み解く宇宙利用の現在と将来」をテーマに、人工衛星の役割やロケットの打ち上げについて分かりやすく解説。このほか、人工衛星エリアも一新され、「だいち2号」の模型や「きく3号」「きく4号」の試験モデルが新たに設置された。
開館時間は午前10時~午後5時(月曜休館)。入場無料。ガイド付き見学ツアーも開催している(事前予約制)。
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筑波宇宙センター、展示館リニューアル=本物に近い「きぼう」登場
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