57人が死亡し戦後最悪の火山災害となった御嶽山(長野・岐阜県境、3067メートル)の噴火で、長野県は29日午前、行方不明者6人の捜索を再開した。期間は10日程度を見込み、県警と県内消防など後方支援を含め約600人態勢で不明者発見に臨む。
噴火警戒レベルが先月、3(入山規制)から2(火口周辺規制)に引き下げられたことに加え、自衛隊の支援で捜索隊の安全確保のめどがたったことから再開を決めた。
午前7時すぎから、初日の捜索に当たる102人が数回に分け陸上自衛隊のヘリコプターで山頂付近へ向け出発。不明者の目撃場所の情報や所持品発見場所といった手掛かりを基に、不明者がいる可能性が高い火口からおおむね1キロの範囲にある剣ケ峰頂上、八丁ダルミ、一ノ池周辺などを重点的に捜した。
しかし山頂付近の天候が悪化したため、当初午後1時までの予定を早め、正午で活動を終了。隊員は徒歩で下山した。この日の捜索では不明者は発見されなかった。
出発に先立ち、隊員や阿部守一知事らは犠牲者に黙とう。捜索責任者の浅岡真関東管区機動隊長野中隊長は「安全に万全を期し、全力で捜索に向かう」と決意を述べた。
一方岐阜県も29日早朝から捜索を再開したが、正午すぎで打ち切った。(長野県警提供)
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御嶽山で捜索再開=噴火の行方不明者6人-初日は発見できず・長野
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