東京電力は30日、炉心溶融(メルトダウン)を起こした福島第1原発2号機の圧力容器の下で、堆積物を発見したと発表した。先端にカメラを付けた長い棒を格納容器の作業用トンネルから挿入し、撮影した。東電は堆積物について、圧力容器から溶け落ちた核燃料の可能性もあるとみて詳しく調査する方針。
溶け落ちた核燃料と確定した場合、福島第1原発事故の発生から6年近くを経て、初めて溶融燃料の位置や形状が把握できたことになる。
福島第1原発の原子炉は、核燃料を納めた圧力容器を格納容器が包み込む構造になっている。東電によると、堆積物は中心にある圧力容器の下の作業用通路に散らばっていた。厚さは数センチとみられ、広範囲に存在していた。通路は格子状で鉄製だが、一部が壊れて落下したとみられる穴も見つかった。
また、カメラで見えた範囲では、圧力容器底部の損傷が比較的少ないことも判明。圧力容器内に核燃料の多くが残っているという従来の見立てと矛盾しないといい、東電は分析を進める。
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福島第1、2号機の溶融燃料か=格納容器内に堆積物-確定なら初
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