WBC1次ラウンドを3連勝で1位通過した“侍ジャパン”。
韓国戦が行われた3月7日の夜には、こんな光景が見られました。
「札幌市中央区の繁華街・ススキノのスポーツバーです。WBCの配信が始まっている時刻なので、さぞかし盛り上がっているのでは。と思いきや、歓声が全然聞こえてきません」(安野 陽介 ディレクター)
スポーツイベントがある時は決まって盛り上がる店内が静まり返っていました。
「店では上映できない。予約が2月末時点で満杯だったが、予約客に断りの連絡を入れた」(スポーツバー ススキノフィールド北海道 堀尾茂明オーナー)
今回のWBCは動画配信大手の「Netflix」が全試合を独占配信するため、テレビではリアルタイムで観戦できないのです。
配信映像の商業利用が制限され、店内で流すことができません。
「五輪なども集まって騒ぐのが日本の応援。そういう楽しみ方を今回できないので残念」(堀尾オーナー)
一方で―。
「地元のスターをみんなで応援しようと、北海道鹿部町のパブリックビューイングにはたくさんの人が集まっています」(阿部空知記者)
大きなにぎわいを見せていたのが北海道南部の鹿部町です。
選手の出身地やゆかりの地など、全国約150か所でパブリックビューイングが。
伊藤大海投手の地元の鹿部町でも実施され、盛田昌彦町長をはじめ約80人が集まりました。
「最高です。汗でびしょびしょで、応援が大変」(鹿部町 盛田昌彦町長)
パブリックビューイングに参加できない人たちは、どうやって楽しんだのでしょうか。
「あっ、いった!」(阿部さん一家)
大谷選手のホームランに歓声を上げるのは札幌市白石区の阿部さん一家です。
「WBCのために再契約した」(阿部興祐さん)
「試合前に『いま契約した』という友達もいた」(妻 裕美子さん)
「Netflix」の日本国内の会員数は1000万人を超え、世界では3億人を突破しているといわれます。
今回を機に契約をした人がいる一方で、こんな人も。
「スマホで途中経過を。あれ、出ないね」(中山次男さん)
札幌市豊平区に住む中山次男さん、91歳。
少年野球の団長を務めるほどの野球好きで、前回のWBCはテレビで観戦しました。
しかし、今回はスマホで文字情報を確認しています。
「映像で見られれば、見るんだけれど。配信とか書いてあったが、そういうのは全然扱えない」(中山さん)
契約方法がわからないため、泣く泣く断念したのです。
「見たいけれど、見られないよね」(中山さん)
次の舞台は準々決勝。
どこまで盛り上がるのでしょうか。
【WBC】“Netflix独占配信”でススキノのスポーツバーは閑古鳥…観戦のため契約する人 やり方がわからなくて断念した高齢者も…選手の出身地ではパブリックビューイングで大にぎわい〈北海道〉
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