終盤を迎えた衆院選。
FNNが行った最新の調査では、北海道の有権者の投票先に変化がみられます。
激戦が続く北海道の選挙区の最新情勢です。
FNNの最新調査などによりますと、自民党は単独で過半数を確保するとみられ、与党で300議席を超える勢いです。
北海道の有権者の投票先には変化が見られます。
【比例投票先】
衆院選公示日の1月27日に比例の投票先を聞いたところ、全国では自民党が4割ほどで中道改革連合が2割ほどでした。
北海道でも、ほぼ同じ傾向でした。
2月5日の最新の調査では全国ではほぼ変わらなかったものの、北海道では自民が下落して中道が上昇。
ともに3割程度で拮抗しています。
この変化に専門家は。
「自民党を勝たせすぎるとまずいといった動きが、少し強まっている可能性がある。雪が札幌市を中心にひどい状況になっている中で選挙をやっている。このことに対する不満が、北海道特有の事情としてあるかもしれない」(国学院大学 山本健太郎 教授)
北海道の選挙区でも激戦が繰り広げられています。
【北海道4区】
「高市さんのそばで、責任ある積極財政を推進するアクセル役として支えていきたい」(自民 中村裕之候補)
札幌市手稲区などの北海道4区。
総裁選で推薦人を務めるなど、高市首相の側近を自認する自民党の中村裕之候補。
互角の戦いを繰り広げるのは、前回選挙区で勝利した中道改革連合の大築紅葉候補です。
「高市さんの人気で大築紅葉、崖っぷちです。負けられない戦いがここにある」(中道 大築紅葉候補)
共産党の佐々木明美候補と参政党の高橋翔太候補は厳しい戦いです。
【北海道7区】
釧路・根室地方の北海道7区は与野党一騎打ち。
自民の鈴木貴子候補は、父親の宗男参院議員との二人三脚で優勢に選挙戦を進めています。
中道の篠田奈保子候補は前回、比例復活。
今回は公明票の取り込みを図りますが苦戦しています。
【北海道8区】
「今の政府の物価高対策が何も機能していない。遅すぎる、小さすぎる、決断力がない」(中道 逢坂誠二候補)
函館市などの北海道8区。
当選6回の逢坂誠二候補は立憲の代表代行などを歴任し、現在は中道の選対事務局長の要職にあるベテランです。
「ここに来れば素晴らしい街だと、賃金が上がっていくような地域をつくっていきたい」(自民 向山淳候補)
ほぼ横一線で並ぶ自民の向山淳候補には、知名度抜群の大泉潤函館市長という強力な援軍が。
3年前の市長選では逢坂候補が大泉市長を支援しましたが、今回は市長が向山候補を支援するという複雑な関係に。
【北海道11区】
「『やり残したことは香織に託す』と。石川知裕の思いも背負いながら、石川香織の政治家としての真価が問われている選挙」(中道 石川香織候補)
十勝地方の北海道11区。
中道の石川香織候補は2025年に亡くなった夫の知裕元衆院議員の意志を引き継ぎます。
互角の戦いを進めるのが自民の中川紘一候補。
祖父の代から続く「中川王国」の復活をかけて戦います。
「十勝の力で日本を強くするんです。十勝には可能性しかない。その可能性を芽吹かせるかどうかの選挙です」(自民 中川紘一候補)
参政の宇都隆史候補は厳しい戦いが続いています。
【重視する政策に変化】
北海道の有権者が重視する政策にも変化がみられます。
物価高対策などの経済対策が最も多いのは変わりませんが、公示日には2位だった外国人政策が半分以下に減少しています。
その背景には。
「外国人政策の関心が上がったのは参院選の影響を受け継いでいる面があった。衆院選は政権選択選挙なので、より自分の生活に重要な政策、具体的には物価高や社会保障といった問題が焦点になってくる」(山本教授)
大詰めを迎えた衆院選、投票日は2月8日です。
【衆院選終盤情勢】北海道では有権者の比例投票先に変化が …選挙区でも激戦が続く “有名市長”の参戦や“親子二人三脚”も…重視する政策にも変化「外国人政策」が後退 そのワケは?
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