今回「陸の孤島」と化し、7000人もの人が一夜を明かすことになった新千歳空港。
一体なぜ、こうした事態になったのでしょうか。
これは1月25日午後8時ごろの映像です。
到着ロビーからJR新千歳空港駅へと下りていくと、そこは身動きがとれない人たちであふれていました。
25日、JRは記録的な大雪のため快速エアポート140本が運休。それに加え、札幌へ向かう高速バスも始発から運休しました。
しかし、新千歳に向かう飛行機は一部で運休や遅れがあったものの、次々に到着。空港からの移動手段を失った人がどんどん増えていく事態となったのです。
「疲れました。6時間待ちましたけど動きませんでした。ニセコのスキー場に行けないかも。バスが動かないなら」
「今年はひどいですよね、寒いし。すごい数ですよね、子どもたちがかわいそうだ」(いずれも空港で足止めされた人)
一夜明け、上空から見るとJRの線路はすっぽり雪で覆われ、除雪作業が続いていました。
26日も快速エアポートは94本が運休しました。
「午後2時、100人を超える列ができています。こちらはタクシーを待つ人がいます」(江上アナウンサー)
ロビーにあふれかえるのはタクシーを待つ人たち。
快速エアポートは午後1時30分ごろから徐々に動き出したものの、ダイヤは正常化はしていません。
バスは新千歳から札幌の地下鉄・大谷地駅に向かう臨時便が出たものの、乗れない人たちがいます。
「電車もバスもずっと運休のままだから急きょタクシーに。しんどいですよね足がパンパンになっちゃう」(タクシーを待つ人)
空港内のコンビニでは食品のほか、防寒のためのカイロや靴下を求める人で長い列ができました。
一方、交通の乱れは路線バスでも。
ジェイアール北海道バスは札幌圏で終日運休しているほか、中央バスは札幌中心部で運休または迂回運転。
じょうてつバスは一部路線で最大2時間前後の遅れが出ています。
大混乱となった新千歳空港ですがこの時間もまだまだ混雑しています。
江上アナウンサーに中継で伝えてもらいます。
この時間になってもさらに混み始めたのが、予約変更手続きを行うカウンターに並ぶ列です。70mほど先にようやくカウンターが見えてくるんですが、先頭の方は4時間並んだと話をしていました。
「残りの席と搭乗時間とのせめぎ合いに勝てるかどうかです」と笑顔で話していましたが、疲労とストレスが隠せずにいました。
新千歳空港全体で見ると、徐々に混雑が軽減されてきています。
日中は本当に混み合っていて、どの列に並べばどの手続きができるのかもわからない状況だったと混乱の声も上がっています。
一方で、保安検査場に並ぶ列の皆さんは乗ることがほとんど確約されているので、疲労感の中にも少し笑顔、安堵感も見られました。
これから出発するという人だけではなく新千歳空港から出るのに苦労している方もたくさんいんます。
JR、バスが寸断された中で、タクシーに並ぶ人が昨日の夜から多くいました。
広い広場の半分を埋め尽くすほど、300人以上が多く並んでいたんですが、今は30人から40人ほどに緩和されました。
そんな中、観光の時間、帰宅時間が削がれて、さらには出費も増えたとと、皆さんの苦しい声が聞かれました。
(Q:少しずつ改善はされているようですが、まだまだ通常通りの状態に戻るの時間かかりそうですね?)
これから乗るという人が、後ろのソファで待っているんですが、地べたに座っている人、ソファに寝転んでいる人、欠航になった場合に、万が一、このソファーで一夜を明かすことも覚悟しているという話もしています。
いち早く解消されることを願います。
新千歳空港からお伝えしました。
真冬の新千歳空港が「陸の孤島」に…その時、何が起きていたのか?「記録的豪雪」で約7000人が空港で一夜を明かす異例の事態が発生…JR・高速バスは運休し交通網が寸断_市民生活を直撃する大混乱〈北海道〉
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