東京オリンピックのマラソンと競歩を札幌市で行う案などを巡り、IOC=国際オリンピック委員会と東京都、大会組織委員会などによる協議が30日夕方から行われています。会場近くから木村洋太記者の報告です。
東京都中央区のこちらのビル。午後4時から始まった協議では、IOCのコーツ委員長と東京都の小池知事の発言に注目が集まりました。
あいさつでコーツ委員長がマラソンと競歩を札幌に移す決定をしたと述べたのに対し、東京都の小池知事はあらためて反発する姿勢をみせて東京開催を訴えました。
IOC コーツ委員長:「マラソンと競歩の東京から札幌への変更は、ドーハでの結果をふまえ早急に決定した」
東京都 小池百合子知事:「突然の会場変更計画の発表がバッハ会長から発せられました。東京都、都民にとっては大変な衝撃であり9か月を切り準備が総仕上げの段階に入る中、開催都市の東京都に最後の段階まで相談がないまま、このような決定がなされたことは極めて異例の事態。開催都市の長、都民の代表として、マラソン・競歩の東京開催を望む」
「札幌開催は決定事項」との意思を示すIOCのコーツ委員長を前に小池知事は、「開催都市とはなんなのか、という怒りの声も都民から寄せられている」とし、改めて東京開催にこだわる姿勢を見せました。
一方で、IOCには都民などが納得できる丁寧な説明を求めたいとし、札幌移転後の費用負担の問題などについても釘を刺しました。
東京都 小池百合子知事:「(バッハ会長は)Decision(決定)とおっしゃいましたが、私どもとしては受けていません。東京都として別の会場に移した場合、都民の税金を支払うつもりはない」
協議は3日間行われ、最終日の11月1日にはコーツ委員長と森会長などが会見する予定です。
「このような決定は異例」 小池知事vsIOCコーツ委員長 東京五輪マラソン"札幌開催"どうなる? (19/10/30 18:42)
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