2020年2月4日、初日を迎えたさっぽろ雪まつり大通会場。会場を回ってまず気が付いたことは…。
田中うた乃記者:「2月4日から始まった雪まつり。コロナウイルスの影響でしょうか。マスクをしている観光客が目立ちます」
会場では、年齢、国籍に関わらず、マスク姿の人を多く見かけました。
神奈川県からの客:「ジェルをもっていたり、マスクで対策している。スーツケースにはアルコールもってきています。国内移動でこんな神経を使ったことはない」
会場では外国語表記も取り入れた咳エチケットを呼び掛けるポスターをはったり、消毒液を設置したりして対策に乗り出しています。
また救急室では体調不良を訴える人がでた場合、医療スタッフが常に新型コロナウイルスの可能性を考えるようにしているといいます。
救急室医師:「疑いがあるときは保健所に連絡して指示を仰ぐというのが第一でやっている中国の方でなくても、どこかで感染があるかもしれないので、発熱、せき、そういうことがあれば注意しなければならない」
感染拡大の影響は飲食ブースにも及んでいます。
飲食店スタッフ:「いつもより少ないです。いまお昼時なので、もっと人わいわいしてますね、いつもは」
スタッフも感染予防に余念がありません。
飲食店スタッフ:「手洗いうがい、アルコールを用意して、こまめに手洗いをしています不安はちょっとあるね。でも仕方がない」
影響は会場周辺にも広がっています。
鎌田祐輔記者:「例年であればタクシー乗り場は観光客で人だかりができていますが今年はほとんど人がいません」
タクシー運転手:「半分以下じゃないですか。そんな感じしますよ。全体的に少ないですよ、歩いている方も」「感染の心配ありますか? 私はあんまり気にしてない仕事できないでから」
また北海道バス協会によりますといつも2月は繁忙期ですがこれまで、延べ1700台分の観光バスがキャンセルされ、影響額は1億円を超えています。
最近は、感染を心配する東南アジアの観光客にもキャンセルが出始めているということです。
さらにホテル業界にも影響が及んでいます。
札幌パークホテルマーケティング課長:「例年と比べるとかなり静かな雪まつり期間のロビーかなと思う」
外国人宿泊客の6割から7割を中国人が占めている札幌パークホテルでは、雪まつり期間も含めた2月だけでキャンセルが約1000部屋に上りました。
札幌パークホテルマーケティング課長:「宿泊者数は60から70パーセントという形になるのでこれが長くなるような事になると、今までの戦略と変えて、国内中心に営業していくとか、他のエリアの諸外国に営業をかけていく可能性はあると思う」
影響はどこまで広がるのか。関係者の不安は続きます。
さっぽろ雪まつり開幕 "新型コロナ"対策に奔走… 観光バス影響額は1億円 ホテルやタクシーも深刻 (20/02/04 20:26)
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