北海道の鈴木知事がIR誘致を当面断念することを表明してから3か月。汚職事件も明らかになりましたが、世界中でカジノなどを展開する「ハードロック」は模索を続けています。逆風が吹きすさぶ中、なぜ…。日本法人のトップを直撃しました。
さっぽろ雪まつりの大通会場でひときわ注目されているアイヌ民族の伝説をテーマにした大雪像。実はこの雪像、実は世界的に有名なハードロックが協賛です。
ハードロック社は世界75カ国以上で260以上の施設を展開するリゾート運営会社です。苫小牧にもいち早く事務所を置き、これまでも積極的に北海道へアプローチしてきました。
IRをめぐる道民の不安が高まる中、なぜ北海道にこだわり続けるのか。トップに話を聞きました。
ハードロックジャパン町田亜土社長:「少しはがっかりしましたけれど、鈴木知事としても北海道が初めてIR誘致に挑戦するという発言がありましたので、これからが勝負なんじゃないかなと」
八木隆太郎キャスター:「なぜハードロックは北海道と向き合い続けるのですか?」
ハードロックジャパン町田亜土社長:「各都道府県を周りながら、どこがベストなのかというのをこの4~5年間勉強させていただいていますので、2018年にうちの社長自ら(IRをやるなら)北海道のみと宣言していて、我々としては北海道の自然、資源、土地に豊かさというのは我々ハードロックのブランドとしてもふさわしいのではないかと」
IRは北海道でしか考えられないと明言する町田社長。今後どんな展開を考えているのでしょうか。
ハードロックジャパン町田亜土社長:「ハードロックカフェは北海道にはないんですが、(出店も)検討させていただいております。札幌なのか千歳なのかということを考えてますけれど、札幌雪まつりの大雪像の主催もありますし、コンサドーレのスポンサーシップもありますし、徐々にハードロックというのはこういう会社なんだよと伝えていきたい」
また雪まつり開催に合わせ有名アーティストを招いた音楽イベントも開催したハードロック。音楽を通じてどのようなエンターテイメントを考えているのでしょうか。
ハードロックジャパン町田亜土社長:「西洋のアーティスト(呼ぶのは)は当たり前なんですが、逆に日本のアーティストにライブをしてもらったり、アメリカに連れて行ったり、ヨーロッパに連れて行くとか」「私の夢としては、歌舞伎と初音ミクさんのコラボということを考えています。新しいエンターテイメントっていうのをここで生み出して世界に発展していくことも考えています』
八木隆太郎キャスター:「正式に誘致となれば自信は?」
ハードロックジャパン町田亜土社長:「あります。北海道でIRを作ることは今となっては私自身の夢ですので」
いったんは振り出しに戻った北海道のIR誘致。ここから道民と時間をかけた議論が必要なのかもしれません。
逆境の北海道IR誘致 カジノなど世界260施設展開"ハードロック"「これからが勝負」…日本トップ直撃 (20/02/10 20:20)
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