北海道内の多くの小中学校が一斉休校となって、2020年3月5日で一週間となります。働く親にとっては子どもをどこに預けたらいいのか悩ましい状況が続いていますが、いま親を支える取り組みが各地で始まっています。
安倍首相:「3月2日から春休みまで臨時休校を行うよう要請します」
先週、安倍総理が掲げた全国休校要請。
道内ではまず約1600の小中学校が休校し、児童会館も閉館に。その後、高校、幼稚園と拡大し、子どもの行き場がなくなりました。
保護者:「もう少し企業側も協力してもらいたいが、今のご時世そうもいかない」
いま、一部の民間学童保育施設では、受け入れを続けています。
札幌・中央区に2013年に開業したこの施設。生後1か月から12歳までの子どもを月に延べ100人受け入れています。この日も小学1年生の男の子が来ていました。
男の子:「楽しい。おもちゃ、いっぱいあるから」
子どもを預けられる貴重な学童保育施設には、いま問い合わせが急増しているといいます。
なるなるの木 北川仁美園長:「小学生の預かりができますか? というあわてた問い合わせが増えました。ここ2、3日で2~30件ぐらい増えた」
需要は高まるばかりですが、実は休校の影響はここにも及んでいます。
北川園長:「小学生の子どもがいる保育士は、平日は勤務が難しい人が2~3人いる」
一方、社会的なサービスに頼ってばかりもいられないと、自ら動き始めた団体も。
普段、高齢者を送迎する車両に乗り込んでいるのは子どもたちです。送ってきたのは、病院や特養などの施設で働く看護師や医療事務などのお母さん。休校で困る職員の手助けをしようと保育サービスを始めたのです。
依頼した医療事務員:「預けられるところがあってよかった」
依頼した看護師「助かりますね、集まっちゃうのは心配ではあるけど、でも仕事できないと病院も回らないので」
子どもたちは普段イベントなどの際に使われるログハウスで一日を過ごします。3月4日は、3歳から小学校5年生までの13人の子供が集まりました。
職員は、普段介護などに従事しながらも、保育士や准看護師、薬剤師など。感染対策の手洗いや検温もしっかりやってくれます。
子どもたち:「寂しくないなと思います」「いっぱい遊べて友達も増えたからうれしかった」
ここでは食事やおやつはすべて無償。この緊急事態を何とか支えあおうという取り組みです。
託児サービスをする豊生会 小林誠さん:「預け場所がないと看護師さんとか医療というのはなかなか代替がきく職種ではないし、地域の方が病院に通えなくなってしまうので、それは支えなければいけないと考えている」
どこに子ども預けたら…働く親苦悩 "新型コロナ"で総理休校要請 学童保育に殺到 独自の保育サービスも (20/03/04 20:58)
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