新型コロナウイルスの影響で北海道は観光客が激減。また道外で行われる北海道物産展が中止になり、北海道経済は大打撃を受けています。
行き場を失った北海道グルメの品々を救おうと、「復袋」が作られ人気を集めています。
千歳市内にある土産店の事務所。スタッフが北海道のお土産品の箱詰め作業に追われています。これは、インターネットの通販サイトで人気の「北海道ふっこう復袋」です。
商品は、常温、冷蔵、冷凍の3タイプで、それぞれ5000円から10万円まで5種類が用意されています。ただ、常温タイプの商品は現在、売り切れの状態ということです。
内容は箱ごとに異なりますが、冷凍ピザやソーセージなど、北海道の食材を使った商品が箱詰めされています。
この「ふっこう復袋」を売り出したのは、新千歳空港で土産店を経営する小笠原商店です。
小笠原商店 小笠原 航 社長:「この時期って、一番北海道物産展が首都圏や関西で多い時期なんですけど、その商品が行かないわけですよね。それを何とかできたらなってことで(始めた)」
Q:「なんで福袋なの?」
小笠原商店 小笠原 航 社長:「これは思いつきなんですよね。福袋にすると我々のセレクトでいろんなメーカーさんの物をまんべんなく提案できる」
3月22日に発売するとSNSや口コミで広がり、人気は急上昇。物産展の中止で行き場を失った商品を救済するために始まったこの「復袋」ですが、予想以上の売れ行きで思いがけない経済効果も生んでいます。
冷凍ピザや調味料などをこの福袋に販売委託している札幌のレストランでは…。
イタリア料理 イルピーノ 川端 美枝 オーナー:「今、特に夜のお客さんがなかなか来店しにくいという中で、売り上げ的にも貢献していただいていると思います。商品すべて委託工場に作ってもらっているんですけど、それ(福袋)のために作ってもらって、作ることによって委託工場も潤うということで、経済が循環できているかな」
「北海道ふっこう復袋」は、北海道グルメだけではなく、飲食店や工場などにも“福”をもたらしています。
行き場失った北海道グルメを"福袋"で救え!「北海道ふっこう復袋」人気急上昇中 経済循環にも一役 (20/04/28 19:57)
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