新型コロナウイルスの影響で、全国各地で予定されていた北海道物産展が相次いで中止されています。
魚が売れない!苦境に立たされた老舗が始めたユニークな試みとは?
飯坂冨士商店 高橋 健太さん:「2月からの全国向けの北海道物産展の予定。印を付けているのが、弊社の出店を予定していた場所。上半期はほぼすべて中止。」
小樽市の海産問屋、飯坂冨士商店。創業70年の老舗です。予定していた10か所以上の物産展が中止になりました。
飯坂冨士商店 高橋 健太さん:「損失は5000万円。やはりそれくらい。大きな数字にはなる」
松前漬けなどの加工品の製造や海産物の卸売りが中心ですが、ここ20年で物産展での販売が、売り上げの4割を占めるまでになりました。このように物産展にシフトする業者が増えているといいます。小樽物産協会の会長も務める、社長の富田洋平さんは…。
飯坂冨士商店 富田 洋平 社長:「3~6月の物産展の売り上げは、小樽市の業者全体で4億くらいはあったんです。それが、なくなった」
営業を担当する高橋健太さん。例年なら2月から6月まで全国の物産展を飛びまわり、小樽にいることはほとんどありません。しかし、今年は在庫の整理に追われています。この苦境を乗り切るため高橋さんが始めたのは…。
インターネット動画より:「ハイ、皆さんおはようございます!"小樽グルメけんチャンネル"の健太です。4月のおすすめ商品第2弾は、サクラマス~!」
自らが出演するグルメ番組をインターネットで公開。通販に活路を見出そうというのです。
インターネット動画より:「お腹もパンパン!エラもきれいで新鮮」
小樽の雰囲気を感じてもらいたいと、番組は市場からスタート。魚のプロならではのおいしい調理法も紹介します。
インターネット動画より:「あ~、おいしい!天然のサクラマスは臭みもなく全然違う」
ユーモラスな商品紹介で、第1弾のニシンのぬか漬けは約2週間で売り切れ。第2弾のサクラマス編が公開されたんです。
飯坂冨士商店 高橋 健太さん:「売り上げにすると、70~80万円。1か月間目としては、上々の立ち上がりかと」
新型コロナウイルスの影響が長引く中、このような取り組みが広がりそうです。
インターネット動画より:「したっけ、またな~!」
"魚のプロの視点"が評判に…WEB動画で北海道の海産物の魅力発信!「物産展に代わる活路」発見 (20/05/03 12:45)
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