新型コロナウイルスの影響で減便が相次ぐ航空業界。特に大きな影響を受けているのが地方空港です。その状況を逆手に取り、人手不足の農家を支援しようというユニークな取り組みが北海道函館市でスタートしました。
北海道函館市白石町にあるビニールハウス農場。ここがユニークな取り組みの舞台です。
「暑いです。すごい暑い…汗が…」
水上 孝一郎 記者:「一生懸命、アスパラの余分な枝を刈り取る彼女たち。実は…?」
彼女たちは、日本航空のグランドスタッフ。函館空港で荷物の受け取りなどの業務をしています。しかし、新型コロナウイルスの影響で2020年4月から函館空港では羽田線などが減便となり、仕事が減少…。
そこで制服から変身!余った時間を利用し、人手不足に悩む農家の支援を始めたのです。
日本航空函館空港所 谷本 由実 さん:「楽しい。気持ちいいです太陽浴びながら」
ビニールハウスで行うのは、アスパラガスの枝の「せん定」。日当たりや風通しをよくし、茎を成長させるための大事な作業です。
日本航空函館空港所 小窪 紗英さん:「普段農作業できる機会がないので、新鮮で楽しいです」
日本航空函館空港所 三浦 智美さん:「ありがたいです。働く場所と時間を使える場所があって」
徐々に作業にも慣れハサミの使い方もお手のものに。3時間でハウス2つ分のせん定を終えました。
日本航空函館空港所 谷本 由実さん:「いい汗かきました。いつも同じ姿勢で、なかなか慣れない在宅勤務だから体が固まってしまうけど、きょうは本当に全身使ったのでいい汗かきました」
日本航空函館空港所 小窪 紗英さん:「アスパラがこんなに大変な作業を経ているのを自分で経験して知ることができて、すごくいい体験になりました」
日本航空函館空港所 三浦 智美さん:「『函館はアスパラ美味しい』『手伝いしたことある』ってお客さんに言えて会話が広がる」
函館農業生産法人 大槻 幸司さん:「遅れている作業を追いつけるようになるのはありがたい。これから北海道の生産物の出荷最盛期になるので、全国の方に色々あるんだって知ってもらえるとありがたい」
この農業支援には、日本航空函館空港所の職員30人が交代で参加。6月中旬まで続けることにしていて、人手不足解消の大きな力になります。
「アスパラがこんなに大変な作業で」農業スタッフは"空の業界"から…減便で仕事減→人手不足の農家支援へ (20/06/02 19:45)
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