北海道は、新型コロナウイルスなどの感染症対策も含めた避難所運営のテストを初めて行いました。
私たち住民はどのように備えるべきなのでしょうか。
北海道や市町村のほか、輸送会社などが参加した今回のテストでは、物資の輸送や新型コロナウイルスなど感染症対策を取りながらの避難所運営が行われました。
吉井 庸二 気象予報士:「避難者は避難所に入る前にまず、ここで体調のチェックを行います。アルコール消毒、マスクをつけ体温を測ります。健康だった場合そのまま避難所へ。発熱のある人は別ルートで専用スペースへうつります」
体調の悪い避難者は、健康な避難者とは別の経路で避難所に入り、接触しないよう対策を行うことにしています。
また避難所では、段ボールベッドとパーテーションを設置し、3密と飛沫の対策を行う訓練も行われました。
吉井 庸二 気象予報士:「普段のダンボールベッドのパーテーションよりも高いものが用意されています。座ると頭より高くなっています」
今回パーテーションの高さは、145センチ。そこに工夫が…
この高さは、避難者が座って過ごすときに飛沫が飛びにくい高さに作られているほか、保健師が健康チェックで巡回する際にちょうど覗き込める高さになっています。
しかし3密を避けることで、「避難所の収容人数」の面に課題が出てきています。
北海道総務部 野村 聡 危機管理監:「設置の仕方にもよりますけど、これまでの方式に比べて(収容人数は)数割程度減る。やはり(避難所の)数を増やすことしかないというのが一つ」
私たちも在宅避難のために普段からの備えが大切です。
2年前の胆振東部地震の際は、食糧や日用品を買い求める人たちでスーパーやホームセンターは、3密状態になりました。
防災備蓄のスペシャリストで防災ライフプランナーの水口さんに、備蓄方法を教えてもらいました。
フフジカン 防災ライフプランナー 水口 彩香さん:「こちらになります。我が家で普段から使っている食材をローリングストックで備蓄しているところになります」
防災のスペシャリストも実践する「ローリングストック法」とは、備蓄した食品を定期的に消費し、食べた分だけ買い足していく方法です。
備蓄した食料などを日ごろから使うことで、いざという時に食糧が賞味期限切れとなることを防ぐことが出来ます。
フフジカン 防災ライフプランナー 水口 彩香さん:「私の場合の方法ですが、いつも手前にある物から使います。新しい物を買ってきたら奥にあるものをずらして、奥にしまうようにしています」
また長く続けるコツとして、自分の好きな食べ物を備蓄しておくこともポイントです。
フフジカン 防災ライフプランナー 水口 彩香さん:「私がすごく楽しみにしているホタテとマッシュルームの瀬戸内レモンアヒージョなどが入っています。長く備蓄を続ける上でも楽しみになってやりやすくなります」
そしてローリングストックは、玄関にも。
フフジカン 防災ライフプランナー 水口 彩香さん:「ここは私が普段家から出かける時に、マスクを身に着けたり、かばんに一つ水を入れていったりする毎日使うものがここにしまっています」
日常生活の中に備蓄を取り入れることが、備えを無理なく続ける秘訣のようです。
もし災害が起きたら…避難所で3密対策すると"収容人数の限界"も 自宅で簡単備蓄のコツは「ローリング」 (20/07/19 15:00)
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