8月13日は「盆の入り」です。家族が集まり墓参りに行くのが一般的ですが、2020年は新型コロナウイルスの影響で様変わりしています。墓参りの新スタイルとは…
先祖の精霊を迎え入れ、供養する風習「お盆」。帰省した家族が集まり、寺や霊園にお参りに行くのが一般的です。しかし2020年は…
大宥寺 住職代行 吉田和真さん:「例年とは違い、私の30年の経験上初めてのお盆になる」
北海道札幌市中央区の大宥寺。住職代行の吉田和真さんです。これまでのお盆と何が違うのでしょうか。
大宥寺 住職代行 吉田和真さん:「今年はですね、7月15日からお参りに来てくださいということで、期間を長くとり、ゆとりをもってお参りいただけるように」
例年は8月13日から16日に集中する納骨堂のお参り。しかし、密を避けるため檀家には早めのお参りを呼びかけました。すでに6割の檀家がお参りを済ませているといいます。
また、毎年16日に行う檀家を集めての法要は中止。事前にビデオ録画し、16日に寺の入口で上映する予定です。
こちらは夕張市の市営墓地。墓参りに2人の男性がやってきました。
Qどちらから?
男性:「恵庭市です」
墓につくなり、草むしりと墓石の清掃を30分かけ入念に行いました。
Qご兄弟ですか?
男性:「いえ、違います」
Q笹木家之墓を掃除してますが…
男性:「林です」
親戚なのでしょうか?花と線香を立てあとは手を合わせるだけのところで、取り出したのはカメラの三脚とスマートフォン。
一体何を始めるというのでしょうか。
夕張市の市営墓地。墓参りに来た男性がカメラの三脚を取り出しました。何を始めるのでしょうか。
ベストパートナー 林 恒太さん:「客の要望で 『オンライン墓参り』の準備をしているところです」
こちらの2人は墓参り代行を行う業者。スマホアプリのビデオ通話機能を利用し、遠方の依頼者へ向け『生中継』で墓参りができるようにセッティングしていたのです。
依頼者:「(墓が)見違えるようにキレイになって言葉がないです」
ベストパートナー 林 恒太さん:「我々も手を合わせるので、一緒にお願いします」
依頼者は夕張市出身で千葉県在住の女性。毎年のように墓参りをしていましたが、2020年は帰省を見送りました。
依頼者:「来年も帰れる保証がなく、(墓を)そのままにしておくよりは一旦お願いしてみようと思った。もっと早く利用すればよかったと、実際に見て思いました」
恵庭市の墓参り代行業者。2020年は前年の5割増しで依頼がきているといいます。
コロナ禍で変わる墓参りの新スタイル。しかし、先祖を思う気持ちに変わりはありません。
ついに墓参りもオンラインでという時代になりました。
調べてみると、他にも墓参り代行サービスがありました。
全国の優良石材店が加盟する「全国優良石材店の会」が展開する「VR墓参り」です。
スタッフが墓参りをした様子を360度カメラで撮影し、自宅に届いたVRゴーグルで見ながら墓参りを体験できるサービスです。
他にはタクシーの第一交通が展開する「お墓参りサポートタクシー」です。
コロナの影響で墓参りに行けない人の代わりに、タクシー運転手が墓参りを代行。心を込めた墓参りの様子をサービス後に写真で報告します。
急速に広がり始めたオンライン墓参り。コロナの影響がいつまで続くか見えない中、新たな供養の形として社会に定着していくかもしれません。
"いつもと違う"お盆…分散化&オンライン墓参り&代行サービスも 新スタイル続々 #コロナとどう暮らす (20/08/12 20:00)
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