クマが侵入し、閉園が続いている北海道札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園を管理する国土交通省札幌開発建設部は、クマが侵入したとみられる場所や痕跡を確認し、専門家と対策を検討することにしています。
滝野すずらん丘陵公園では、8月26日午後11時17分ごろから27日午前0時24分ごろにかけて、園内の監視カメラにクマの画像が確認され臨時閉園が続いています。
札幌開発建設部によりますと、その後クマの新たな画像は確認されず、27日と29日に専門家による現地調査を行いました。
その結果、公園東側にある外周柵と下を流れる沢が接する場所に設置された「ストレーナー」と呼ばれる金属の柵の隙間からクマが侵入した可能性があることがわかりました。
設置されているストレーナーは、金属の棒を格子状に組み動物や落ち葉など障害物を止める大きなフィルターのようなもので、金属棒の隙間は幅16センチ、高さ78センチです。
また公園南側の高さ約3メートルの外周柵の支柱などには、クマの足跡とみられる泥も確認されました。
侵入したクマは子グマと見られていて、札幌開建はクマがこの隙間から公園内に侵入し、柵を登って園外に出た可能性もあるとみて、今後専門家に見解を聞くことにしています。
同公園では、5月28日に園内の監視カメラにクマの姿が確認されるなどしたため臨時閉園し、クマが外周柵の下を掘って侵入しないよう鉄筋を打ち込んだり、電気柵を設置するなどして7月11日に開園しましたが、8月27日から再び閉園が続いています。
札幌開建では、全長約7キロの外周柵の下への鉄筋の打ち込み作業を9月4日に終える見込みで、再び専門家と今後の対策を検討することにしています。
クマは"幅16cmの隙間"から侵入し柵登って外へ出たか…閉園続く滝野すずらん丘陵公園 新たな画像無し (20/09/03 17:30)
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