本格的な再開、第1弾です。新型コロナウイルスの影響で各地のマラソン大会が中止となる中、8月29日札幌で新しい形の大会が行われました。一体どんなレースなのか?私も参加してきました。
8月29日、札幌市東区のモエレ沼公園で行なわれたマラソン大会。約500人のランナーが参加しました。
八木 隆太郎 アナウンサー:「きょう参加される方?どれくらいぶり?」
ランナー:「大体1年ぶりくらい。目標ができた。待ち遠しかった」「やっとリアルなマラソンを走れる日が来てワクワク」
冬の雪上マラソンを除くと、札幌市内での大会は約10か月ぶりです。様々な工夫をして再開にこぎつけました。
アールビーズ 沼田 英隆さん:「久しぶりのロードレース大会。参加者とともに私も興奮。できるだけの策を講じて、皆さんに参加してもらえれば」
今回の大会を企画した担当者です。従来のマラソン大会では、規模の大きいものでは1万人以上が参加し、着替えやスタート時には密集が避けられませんでした。
また大勢のボランティアスタッフも必要で、感染の危険性が指摘されていました。どうしたらリスクを避け大会を開催できるか、試行錯誤を続けてきたのです。
【水際作戦】
会場への入り口を1か所に限定。ここで、検温や体調チェックを徹底しました。それが済んだ人は手首に目印となるバンドを付け、これがないとスタートできないようにしました。
【給水】
ランナーへの給水は、大勢のボランティアスタッフがテーブル上に「紙コップ」を並べるのが一般的でしたが…。
アールビーズ 沼田 英隆さん:「新型コロナ対策で小型のペットボトルで提供。紙コップにふたをすることも考えたが、小型のペットボトルを開栓せず渡すことにした」
飛沫が入らないよう、ふたをした「ペットボトル」を並べます。紙コップに注ぐ手間が省けるため、スタッフの数も減らすことができます。
【スタート】
普通は参加者が全員スタート地点に集まり、号砲とともに一斉に走り始めますが…。
アールビーズ 沼田 英隆さん:「ウェーブスタート方式で。1グループ約50人ずつが時間差でスタート。次のグループは距離を保って待機してもらう」
少人数のグループごとに時間をずらしてスタートします。各々のスタートからの時間を計測し、不公平とならないようにしました。
「スタート!」
様々な工夫をして再開にこぎつけたマラソン大会。私も実際に走ってみました。一体どんなレースになるのでしょうか?
マラソン大会の中止が相次ぐ中、様々な工夫をして再開にこぎつけた大会。少人数のグループごとに時間差でスタートします。
距離はフルマラソンの半分のハーフマラソンで、モエレ沼公園内の周回コースを4周します。給水ポイントでは…。
八木 隆太郎 アナウンサー:「ふたを開ける手間はかかるが、飛沫を気にせず水が飲める。安全な新しいスタイル」
この日の札幌市の最高気温は28度。湿度も高く蒸し暑い中でのレースとなりましたが、約500人のランナーには笑顔があふれていました。
ランナー:「みんなで走った方が楽しいし雰囲気もいい。1人で走ると挫折してしまう」
ランナー:「初めての試みだが、きちんと整備されていて快適に走れた」
アールビーズ 沼田 英隆さん:「この状況下で開催の可否を決めかねている主催者に、今回の安全運営と結果を見て大会を開催してもらいたい」
コロナ禍の新しいスタイルのマラソン大会。今後の運営のモデルとなるのかもしれません。
"10か月ぶり"マラソン大会に笑顔 スタート&給水…「新スタイルの運営」に期待 #コロナとどう暮らす (20/09/05 12:00)
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