2019年、北海道札幌市で2歳の池田詩梨ちゃんが死亡し、母親の交際相手の男が傷害致死などの罪に問われている裁判。
男は詩梨ちゃんの衰弱や体の傷には気付かなかったと証言しました。
藤原被告の証言:「池田は詩梨ちゃんを産んだことを後悔していると言っていた。オムツを替える時には生きた心地がしないと言っていた」
交際相手の娘、池田詩梨ちゃん(当時2)に暴行を加えたうえ放置して死亡させたとして、傷害致死などの罪に問われている藤原一弥被告(25)の裁判。
10月5日は詩梨ちゃんの母親で保護責任者遺棄致死の罪に問われている池田莉菜被告(22)が、藤原被告のたび重なる暴力について証言していました。
一方、藤原被告は6日池田被告は子どもの世話をしていなかったと主張しました。そして…
藤原被告の証言:「台所の引き出しを詩梨が開けた時、池田が詩梨の頭をたたいた」
検察の質問:「知らないうちに詩梨ちゃんの体にあざができていたこともあったのか」
藤原被告の証言:「ありました」
6日の裁判で傷害致死などの罪に問われている藤原一弥被告は、詩梨ちゃんの母親・池田莉菜被告が子どもの世話をしていなかったと主張しました。
時折涙を見せましたが、藤原被告自身も詩梨ちゃんに暴力を振るったことがあったと認めました。
藤原被告の証言:「詩梨がネコの耳を引っ張ったときにたたいた。2回ほどです」
しかし2019年5月中旬に近所の人から児童相談所に虐待通報があってからは、暴力はやめたと主張しました。
5日の裁判で池田被告は藤原被告が頭をたたいたり、粘着テープで縛るなどの虐待をしていたと証言していましたが、それについては「一切していません」と否定しました。
詩梨ちゃんの体には頭に骨折があったほか、全身に皮下出血がありました。
藤原被告は5月下旬、詩梨ちゃんが頭を痛がっていると病院に通報しました。しかし…
藤原被告の証言:「病院の担当者の態度が悪かったのでムキになった。イラっとしたし、他人の子を病院に連れていく立場ではないと思った」
結局、病院に連れて行くことはありませんでした。
全身にあったケガについて質問が及ぶと、「一緒に同じ空間にいたがちゃんと見ていなかった」と証言しました。
詩梨ちゃんの体重が平均の半分ほどまで減っていたことについて問われると、「たまたまその時に居合わせただけで関係ない」と述べました。
大人たちが暴行を否定するなか、事実は明らかになるのか。裁判は7日結審します。
これまでの裁判で、詩梨ちゃんへの暴行について男と母親の主張は食い違っています。
【詩梨ちゃんの母親 池田被告の証言(10月5日)】
2019年3月:詩梨ちゃんに最初の暴行
4月:頭を平手でたたき引きずる
死亡した6月:髪の毛を引っ張る
【交際する藤原被告の主張(6日の被告人質問)】
・暴行は「一切していません」
・「軽くたたいたことはあった。5月以降はしていない」
【検察とのやりとりの中での死亡前後の疑問】
Q.なぜケガがわからなかった?
藤原被告:同じ空間にいたが、ちゃんと見ていなかった
Q.体重が減っていることは?
藤原被告:たまたまそこに居合わせただけ
Q.「虐待」「懲役」など逮捕前になぜ検索した?
藤原被告:池田被告にアドバイスするため
詩梨ちゃんの衰弱や虐待につながったとの指摘には無関係、または気付かなかったなどと主張しました。
裁判は10月7日に結審し、判決は16日です。
体重減少は「たまたま居合わせた」あざは"知らないうち"に…詩梨ちゃん衰弱死裁判 交際男 母の暴行主張 (20/10/06 19:35)
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