核のごみをめぐり、北海道後志地方の寿都町と神恵内村が10月8日、同時に調査に応募する見通しです。
これを前に鈴木知事が7日神恵内村を訪問し、高橋村長と会談し、「核のごみは受け入れがたい」とする道の条例の順守へ理解を求める予定です。
高橋 昌幸 神恵内村長:「(8日は)議会もあるし7日は知事も来るし。(Q:知事との会談は影響があるか?)知事の意向に左右されないと言ったら知事に失礼じゃないですか」
神恵内村の高橋村長は、10月8日の臨時村議会で、核のごみをめぐる文献調査への応募を求める請願が採択されれば、正式に応募を表明するとみられています。
高橋 昌幸 神恵内村長:「議会の決定がされてからお話しさせてもらいます。僕が言ったことで(議会が)すごい影響受けるじゃないですか。いろいろなところから一言言うたびにお叱り受けることもあるので」
これを前に鈴木北海道知事は10月7日午後、高橋村長と会談する予定で、核のごみは「受け入れがたい」とする北海道の条例順守を求めるものとみられています。
一方、同じく10月8日に文献調査への応募を正式表明するとみられる寿都町では。
参加者:「街の中を歩いていると20億円をもらえばそれで終わりだ、文献調査だけだと」
片岡 春雄 寿都町長:「国は交付金制度を設けている。(20億円をもらっても)恥ではない」
町内5つの産業団体との意見交換会を開催。
参加者:「我が家では私が賛成で妻が反対。(調査応募で)町の状況も地質も調べて判断できると思っています」
この日、賛成の声もあがりましたが、やはり多かったのは調査応募に反対する声。特に住民投票を求める発言が相次ぎました。
片岡 春雄 寿都町長:「この肌感覚がなくなったら町長するべきでない、文献調査についてはしっかり私の判断で進めさせてもらいたい」
参加者:「1人1人町民の意見はまず聞かないということか、肌感覚というのは」
片岡 春雄 寿都町長:「賛成の声はこの会場ではさほど上がってないが、直接私のところに来ている」
参加者:「大半が賛成ならば、なおさら賛成反対を把握するためにも住民投票を行うことが一番だと思うが、いかがか」
片岡 春雄 寿都町長:「そこまで私はやる必要はないと考えている」
参加者:「住民投票で反対している人に賛成がこれだけいると数字を示さないのが疑問です」
参加者:「町長、生命に関わることですよ」
2時間半を超える意見交換会を終え、片岡町長は…
片岡 春雄 寿都町長:「(調査応募への賛成は)ぎりぎりの過半数ではないですよ。余裕のある過半数を私は身をもって感じている」
改めて住民投票を行わず、文献調査への応募に意欲を示しました。片岡町長は10月8日、正式に文献調査に応募する意向です。
北海道・後志地方の2町村が、同じ日に文献調査応募に向けた動きを加速させることになります。
"核のごみ"10月8日に2町村同時に応募か…知事と神恵内村長は7日会談 寿都町長「私の判断で進める」 (20/10/06 20:25)
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