いつもは保育園や幼稚園を訪れ、園児の本音に迫る人気企画「ひみちゅ。きかせて」。今回は特別編として、大学生に聞きました。
「大学生のひみちゅ。きかせて」
まずはマチを歩く大学生にインタビュー。取材を行ったのは、大学が休みの2月。北海道外に住む大学生が帰省や観光で来道するシーズンです。
どんな“ひみちゅ”が聞けるかな?
まず答えてくれたのは早稲田大学でよさこいサークルに所属する3人。
代表は菊地勇太さん。よさこいサークルは全国のお祭りで演舞し、「元気・衝撃・活力を与える」と意気込みます。
そんな菊地さんの“ひみちゅ”とは…?
「高校1年生くらいの時ヤンチャな時期があり、冬でも半袖短パン」「俺寒くないぜって自慢」
しかし…。
「本当は寒くて…。実験で着る白衣を着て寒さをしのいでいた」
皆さんの中にも若い頃の『変わったこだわり』、持っている人も意外と多いのでは?
続いては、北海道大学に通う高井さんです。
北海道に憧れを持ち、愛知県から進学したと言います。
そんな高井さんの“ひみちゅ”とは…?
「友達や家族には金欠と言っているけど、実はメチャクチャ貯金があります!!」
「4月からバイトを頑張っていて」
「最初に親から通帳を渡されたときは1ケタ万円とか。その10倍以上は持っている」
「(Q:貯めたお金は何に使いたい?)大学生の間に日本のいろんなところを旅行できれば。行ったことない県に行ってみたい」
続いては、千歳科学技術大学に通う仲良し3人組。
なかでも、高橋さんが2人に“ひみちゅ”にしていることとは…?
「俺は現実の人に超能力を持たせて戦わせています!」
「バトル系のマンガが好きなので。例えばコイツに発火の能力を持たせたり、コイツに雷系の能力を持たせたりして、(脳内で)バトルさせる」
「(Q:どっちが勝ちましたか?)まあ雷ですかね」
「(Q:自分をキャラに例えると?)それやったことない… 自分自身の戦闘能力は高くないけど武器を使ったら強いキャラ」
「(Q:なんの武器を持ちたい?)形状変化する武器でお願いします!」
さらに取材を進め、北海道大学の恵迪寮でもインタビュー!
恵迪寮は115年近く続く、北海道大学の自治寮です。
最初にインタビューを受けてくれたのは、横溝さんと中村さん。
まずは中村さんの“ひみちゅ”から!
「高校生の時に学校の植物をいっぱい食べ歩いていました」
「林にいろんな植物が生えていて 友達と全部の植物の葉を食べて味を覚えていたことがあったんだよね 」
「林の植物を食べればどの植物かわかるんだ!(みちゅバチも)一緒に食べよう?」
「ネズミモチが一番好きでした 苦みがあって」
〈採取の際は細心の注意を払い、法令を順守してください〉
続いて、横溝さんにも“ひみちゅ”をお聞きしました。
寮では団体生活が基本。生活費は仲間内で費用を折半するそうです。どうやらそのお金で作ったご飯、通称“へやひ飯”に関する“ひみちゅ”があるそうです。
「私の秘密… というかこの寮の多くの人の秘密は、お米と調味料だけで腹を満たしている時期がある」
「少しでも食費を浮かせようとお米を炊いてそれに味噌・塩・醤油だけでひたすら腹を膨らませていた時期がありました」
なんとお金がない時は、買い貯めてある米と調味料でお腹を満たしていると言います。恵迪寮では一般的な文化なのだとか。
また、いわゆる「貧乏飯」であっても一工夫すれば、プチ贅沢感を演出できると言います。
「ゴマ油が結構“高級料理”みたいでおいしい。あとクレイジーソルトですね。フレンチみたいになるのでうれしい」
なぜ横溝さんはここまで食費を切り詰めるのか、学生ならではの「ひみちゅ」がありました。
「でも絶対こんな生活を親には言えない… 遊ぶお金のためにやっているので…親には言えない」
続いては、寮で「でかつよ」と呼ばれているという小田さんです。“ひみちゅ”は?
「国の創作をする趣味を持っている。設定資料集とか作ってコミックマーケットというイベントで販売」
「学校の友達とかにはそんなに言っていない。オタクすぎる趣味なので…」
「架空の国を作る」という小田さんの“ひみちゅ”。国を作るってどういうこと?
「ここで2人暮らしをしています」
小さな部屋に2段ベットと机など、家財道具が所狭しと置かれています。
小田さんによると寮の中でも汚い部屋だと言います。
「(Q:どっちで寝ているのですか?)僕が下ですね、もう1人の住人が僕より軽くて半分ぐらいの体重なのですが、落ちてきたら怖いので僕を下にしてもらいました」
恵廸寮は“自治寮”。学生自身が運営しています。
多くの寮生が住むため会議ではいろいろな要望が上がります。
「意見を無下にすることがないようにお互いに納得できるまで議論する文化」
結構会議は多くなりがちだと小田さんは話します。
大きな横断幕に乱雑に置かれた家具、寮内に響く高下駄の音…。
「僕も入ったとき すごいここはカオスな場所だなと思いました」
「(Q:作ったものを教えてください)“架空国家のススメ”という本で…“架空国家同好会”というサークルを立ち上げていて、その頒布物になります」
会長の小田さんは札幌在住ですが、副会長は福岡県在住です。
サークルのメンバーは日本各地に住んでいると言います。
「このページですね、“邦島國”っていうページ」。歴史や主要な街、軍隊の設定、未来の展望…。小田さんが創造した国の情報が事細かに書かれています。
「本の中では地理的な情報以外にも、歴史・国が抱えている問題などを書いていて、ページ数は大体100ページを超えるように作っている」
「リアルタイムの出来事だと書きたいことが結構変わる可能性もあるので…過去の歴史について書いた方が自分の中で黒歴史になりにくいかな」
小田さんが作った架空の国・“邦島國”のSNSアカウントを見せていただきました。
「SNSはこれですね。恥ずかしい(笑)」
「(Q:これは見せて大丈夫ですか?)これは大丈夫です。恥ずかしいだけなので…オタクすぎるだけ」
「『コミケで売っていますよ』とも書いている」
小田さんの国は文字情報だけにとどまりません。なんとジオラマも作りました。
「等高線ジオラマという形でこの地図を作っていたのですが、地図を元に等高線にしたので等高線に落とし込むのが結構難しかった」
また起伏を分かりやすくするために、縦方向の長さを約5倍強調しています。
さらに気になるのが「邦島國」のある場所。
「位置は日付変更線あたり、太平洋のど真ん中あたりで(緯度は)札幌や東北と近い辺りにあるという設定」
「南北に2000キロぐらい連なる列島。多分、作った時にちょっと日本の影響は受けていたと思います」
また、邦島國を構成する島々はどうやってできたのでしょうか。
「首都のある島が“邦島”という国名の元になった島で、ジオラマは邦島の部分しか映してないですけど全体としては大きいカルデラの一部」
「とんでもない噴火が起きて噴き出したマグマの後に、真ん中がへこむ地形が陥没カルデラで、“そのカルデラがまるごと海に沈んだら?”という設定」
「(カルデラの)端っこの部分だけ露出しているという形になります」
次に島のジオラマをじっくり見てみると…
海岸線の平野部に街が広がっているのがわかります。
「この島のスケールは東京都と同じぐらい」
小田さん、どうもありがとうございました!
いつまでも素敵な国づくりを続けてくださいね!
#北海道 #恵廸寮 #ひみちゅ #札幌
「金欠装いメチャクチャ貯金」「学校の植物を食べた」―いまどきの大学生の“隠しごと”ってナニ?あの北大自治寮「恵迪寮」の中は?保育園や幼稚園の園児に本音聞く企画のパロディー『大学生のひみちゅ。きかせて』
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