相次ぐ高齢ドライバーによる事故を受け、札幌市では警察などによる高齢者を対象にした安全教室が開かれました。
街の人、そして高齢者は免許返納についてどう考えているのでしょうか。
「考えています、目が見えなくなってきているから」(札幌市民)
「よく使っているので(運転を)やめたらと言いづらい」(親が70代の札幌市民)
「まわりで事故が多いので自信をなくしちゃったみたい。バスや周りに乗せてもらえる人がいたらみたいに話を家族みんなでした方がいいと思います」 (母親が免許返納した札幌市民)
体の衰えを感じながらも運転を続ける人や、免許返納を決断した人など、それぞれ身近な問題として向き合っていることがわかりました。
一方、札幌市北区のスーパーでは10月18日、高齢ドライバーの事故を減らそうと、安全教室が開かれました。
このスーパーでは9月19日、70代の男性がアクセルとブレーキを踏み間違え、店に突っ込む事故が起きていて、参加者は、安全運転サポート車や自らの反射神経を装置で確認する体験などをしました。
「若い時と比べたら反応速度が遅くなったと思う」(参加者(62歳))
「その時にいざ動けるかというのが大事だと思うんだよね。僕自身はまだまだ大丈夫だと思っています」(参加者(75))
「踏み間違えたり、ぼーっとしたりしたら(免許返納を)考える」(参加者(70))
「日ごろからアクセルは優しく踏むよう心がけてください。ご自身・ご家族の運転に不安を感じる方は遠慮なく警察に相談を」(北海道警北署 菅田昇幸交通第1課長)
高齢の家族がいる人にとっては、どのようにしたら免許返納を納得してもらえるかというのも、大きな関心事です。
北海道警は、チェックポイントを示しています。これに当てはまったら免許返納を検討してほしいという項目です。
・視野が狭くなったり、部分的に見えづらくなった
・身体の動きが若い頃より鈍くなった
・物忘れが多くなった
・運転中ヒヤッとしたことがある
具体例としては以下の通りです。
・前の車にぶつかりそうになった
・前に行こうとしたら、バックしてしまった
・バックで駐車する時に、横や後ろの車にぶつかりそうになった
高齢者自身は「ヒヤリ・ハット」の事例に気づきにくいのも事実です。周囲が冷静に具体例を指摘し、返納後の生活のシミュレーションをすることも大切です。
痛ましい事故を繰り返さないため、一人一人が「自分のこと」として真剣に考えたいものです。
相次ぐ高齢ドライバー事故…"免許返納"どう考える?検討するチェックポイント 「予兆」見逃さず家族や警察へ相談を (23/10/18 20:30)
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