10月5日の北海道内は大気の状態が不安定で、各地で局地的な大雨や強風となっています。日高の様似町では土砂崩れが発生しケガ人が出ています。6日にかけて警戒が必要です。
低気圧が急速に発達しながら北海道付近を通過する影響で、北海道内は大気の状態が非常に不安定になっています。
5日午後4時までの24時間に降った雨の量は、浦河町で225ミリ、白老町で109.5ミリなど局地的な大雨となっています。
日高の浦河町では一時間の降水量が75ミリと1978年以降で最も多い大雨を記録しました。
隣町の様似町鵜苫の国道336号線付近では、午前8時30分ごろ道路管理の担当者から「土砂崩れで家に被害がある」などと消防に通報がありました。
この土砂崩れで住民の80代の男性がケガをして病院に搬送されました。
町内の河川もいたるところで水があふれ、冠水が広がっています。
普段は、牧草地と畑が広がる一帯が濁流に飲み込まれ、道路は川のようになり牧草地には泥がたまっていました。
消防によると、約10件の建物への浸水被害が起き、住民が排水作業におわれていました。
「明日も雨だというので、また詰まって同じ作業の繰り返しになりそう」(住民)
様似町では一時413世帯811人に避難指示が出されていましたが、午後3時30分に解除されました。
1時間の降水量が34.5ミリを記録した釧路市でも道路が冠水し、通行止めが発生し、排水作業に追われていました。
また温泉街の老舗旅館にも被害が…
消防などによりますと、登別市の「第一滝本館」で午前7時ごろ泥水が館内に入り込み、建物1階や地下の一部が浸水。
近くの斜面から流れ込んだとみられています。
ケガ人はいませんでしたが、一部施設を臨時休業とし排水作業などに追われました。
北海道内は6日朝にかけて、多いところで100ミリの雨が予想されていて、暴風や高波、土砂災害に警戒が必要です。
JR北海道では10月5日特急列車や快速エアポートなどあわせて80本が運休となっています。
特急列車は、札幌・函館間、札幌・釧路間などであわせて18本が運休となりました。
新千歳空港発着の快速エアポートは11本が運休です。
普通列車は、北海道東部方面で運転見合わせとなるなど51本が運休となりました。
フェリーも5日から6日にかけ室蘭・青森間、函館・大間間などで運休が出ています。
北海道内の空の便に今のところ影響はありません。
一方、6日は北海道内の公立の小中学校47校が臨時休校となります。
室蘭市や登別市、浦河町などの学校です。
今後も気象状況には十分注意してください。
"秋の嵐"が北海道を直撃 土砂崩れや冠水被害相次ぐ…様似町では土砂崩れ 住宅まきこまれ1人ケガ 約400世帯に避難指示も (23/10/05 18:45)
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