おいしそうなケーキとパン。これに、今が旬の北海道産食材がふんだんに使われています。上品な甘さが特徴で、健康にもいいという食材、特に女性におすすめです。
北海道産小麦100%が売りのパンのお店、「KON・GARI」。
2021年1月から土曜日限定で販売を始めたこちらのパン、一見ポテトサラダが入っているように見えますが…。
KON・GARI 店長 西村 奈央さん:「ジャガイモではなく、『ゆり根』を使用しています」
茶碗蒸しの具材などに使われる「ゆり根」は、12月から2月の冬が旬。
でんぷんは、ジャガイモの約1.5倍含まれ、砂糖とは違った自然な甘みが特徴です。
KON・GARI 店長 西村 奈央さん:「ジャガイモよりも甘みがあり、でんぷん質が多いので、食感も滑らかでクリーミーです。開店から15分ほどで完売しました」
蒸した後、ペースト状にしてキュウリやニンジンなどとあえています。
長岡 伶奈 記者:「ほのかに甘みが感じられ、なめらかです。とてもおいしいです」
高級食材として知られるゆり根ですが、市場に出回るものの『99%は北海道産』のものです。
そのうちの半分以上が、北海道真狩村で作られています。
「KON・GARI」で使用しているゆり根は、真狩村の田村農園のものです。
田村農園 代表 田村 豊和さん:「関東・関西の高級料亭で多く使われているが、今年は新型コロナウイルスの影響で、価格は例年の70%ぐらいだった。もっともっと北海道の人に、食べて欲しい」
パンだけではありません。ゆり根を使ったスイーツも人気です。
北海道札幌市豊平区のケーキ店、「ケイク・デ・ボア」の「百合根のモンブラン」です。
タルト生地の上は、ゆり根を入れて焼いた抹茶のブリュレ。
更にその上に生クリームとゆり根のクリームが絞られています。
長岡 伶奈 記者 :「とても滑らかで、おいしいです。程よい甘さでいくらでも食べられますね」
こちらでは季節ごとに、旬の食材を使ったモンブランを作っています。
9月ごろからカボチャや栗、冬の間は何かないかと探した結果、ゆり根にたどり着きました。
ケイク・デ・ボア オーナーシェフ 森 伸司さん :「毎年この時期になると、『“百合根のモンブラン”はないのか』と言ってくれる客がいます」
実はゆり根は、おいしいだけではなく栄養分にも優れているんです。
ビタミンBの一種「葉酸」が豊富で、赤血球の生産の手助けをし、貧血の予防になるといいます。
そして妊娠中の女性にとって、さらに重要な成分だといいます。
長年ゆり根の研究を続けている、札幌保健医療大学の荒川義人教授に聞きました。
札幌保健医療大学 荒川 義人 教授:「健康な赤ちゃんを産むのに、葉酸が不可欠で、ゆり根は食べやすい。葉物野菜に多く含まれる葉酸だが、それに負けないくらい、ゆり根には葉酸が入っています」
旬のゆり根を存分に味わってみませんか?
北海道産が99%! 冬が旬の「ゆり根」スイーツが人気 女性に優しい作用も (21/02/06 12:00)
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