新型コロナウイルスの感染拡大で、不要不急の外出自粛が求められる中、札幌市内ではある"意外な商品"を扱った自動販売機が人気を集めています。
鎌田 祐輔 記者:「定山渓の一角に置かれた自販機。飲み物ではなく"焼き肉のタレ"が売られています」
札幌市南区の定山渓温泉。こちらの自動販売機で売られているのはなんと焼き肉のタレです。さらに、その隣には白だしやめんつゆ、ラーメンスープまで並んでいます。
温泉街でみつかった"謎の自販機"。いったいなぜ焼き肉のタレが自販機で売られているのでしょうか。
北野たれ蔵 重延 亨 社長:「工場建てた時に店と間違って入ってこられるお客様がたくさんいたので、タレを売ってないと、お帰り頂くのが申し訳ないと思い、自販機を設置した」
こちらの会社では焼き肉店などに向けてオリジナルのタレを受注生産しています。工場らしからぬ外観に、店と間違ってタレを買いに来る観光客などが引きも切らず、2020年5月、自販機を設置しました。
北野たれ蔵 重延 亨 社長:「変わった販売機があるとネットなどで徐々に拡散していって急激に増えてきた」
もちろん、中身の方も専門店ならではのこだわりがあります。
鎌田祐輔 記者:「最初は甘みを感じますが、かむたびにカツオの風味が広がります」
北野たれ蔵 重延 亨 社長:「焼き肉だけではなく野菜炒めやキュウリにまぜて漬物のタレみたいにしてみなさんアレンジしている」
夏場は焼き肉のタレ、冬場はラーメンスープが人気とのこと。
2020年は、新型コロナウイルスの影響で業務用の注文が減り売り上げが激減。しかし、タレの自販機が話題を呼んだほか、巣ごもり需要やテイクアウト店での消費が増え、注文は再び増加傾向にあるということです。
北野たれ蔵 重延 亨 社長:「問い合わせは10倍くらい増えた。ネットの検索も1日3~4件だったが、今では100回くらい見られてる」
評判のタレやスープはネット販売もしているほか、2月中には札幌市豊平区平岸にも新たな自販機を設置するということです。
なぜ温泉街に?焼き肉のタレ"自販機"登場…SNSで話題に 専門店ならではのこだわりも (21/02/01 19:45)
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