新規感染者が減少傾向の北海道内。その一方で札幌市は次を見据えた感染防止対策の動きです。
医療や福祉に加え、ススキノの飲食店でもPCR検査の無料実施など対策の充実を図る方針です。
札幌市は3月から月に1回、クラスターが相次ぐ高齢者施設や福祉施設で働く職員や、長期入院の患者がいる病院の看護師などに無料でPCR検査を行う方針です。
対象は約600施設、4万2000人で、札幌市北区の「北海道PCR検査センター」など民間の検査施設で検査を行う方向で調整しています。
さらに札幌市は新たに「ススキノ地区新型コロナ対策プロジェクト」を立ち上げ、度重なる休業や時短要請で厳しい経営を強いられるススキノの飲食店を支援します。
消毒や店舗単位のPCR検査の経費支援の他、陽性者が出た場合の対策なども支援します。
一方、北海道内では26日札幌市や小樽市などで新型コロナウイルスの患者4人の死亡が確認されました。
新たな感染は札幌で43人、函館市で16人、小樽市19人などあわせて106人となりました。函館市では「自衛隊函館駐屯地」で自衛隊員12人が感染する新たなクラスターが確認されました。
感染を防ぐために必要な「マスク」。皆さんは素材を使い分けているでしょうか。素材によって、性能の違いがあります。
【マスクの種類による飛沫量の変化】提供:理研・豊橋技科大・神戸大、協力:京都繊大・阪大・大王製紙
●不織布: 吸う時 約70%削減 吐く時 約80%削減
●ウレタン:吸う時 30~40%削減 吐く時 約50%削減
《ウレタン製のメリット》・通気性がいい ・洗って何度でも使える ・メガネがくもりにくい ・デザインが豊富
ウレタン製は通気性がいいなどメリットがある一方で、飛沫の飛び方には不織布との違いも出ます。
北海道科学大学の秋原志穂教授は、「不織布は性能はいいが、経済的な事情含め使えない人もいる。用途や場面に応じて使い分けを」とコメント。以下の状況での見解を示しました。
【ウレタン製マスクでも可能な場所?】
・散歩・ジョギング →近くに人がいなければ問題なし
・スポーツジム →室内で息があがるので「不織布」が望ましい
・コンビニ・スーパー →長時間の会話がないため可
・公共交通機関 →混雑時は「不織布」着用を心掛ける
秋原教授は、「会話がなければ飛沫は飛ばないし、周りに人がいなければ飛沫が多少飛んでも問題ない。周りに人がいる状況ならば『不織布』の検討を」と話しています。
札幌 医療従事者やススキノで"無償のPCR検査"へ…マスク素材は「使い分けを」 (21/01/26 20:05)
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