往年の人気テレビドラマ「北の国から」の出演者らが植えた桜並木で5月13日、清掃活動が行われました。
主催者の脚本家・倉本聰さんがこの清掃活動に関連して「環境」についてインタビューに答えています。該当する部分をノーカットでお送りします。
脚本家・倉本聰さん:「今の社会が出してるゴミっていうのはね、環境的に非常に悪いこと、悪さをしてるんですよ。いま一番CO2を出しているのは、地球に悪さをしているのは、何が一番かというとやっぱり石油商品なんですね、石油製品なんです。
その次に悪さをしているのは、なんだと思います?何から出るゴミが悪さをしていると思います?2番目というのは?石油製品の次に。分かんないと思うんですよ。
アパレルなんです。洋服、ファッションなんです。これ、毎年替えるでしょ、ファッション。
そこから出ちゃうゴミがものすごい悪さをしてるんですね。ですからね、今ここで、農村なんかもたとえば(ゴミを)拾ってると分かるんですけども、農薬使ったあとのポリ袋とか、ああいったものが相当ゴミとして、あとで分かりますけど、出てくると思います。
とにかく、僕らが気付かないうちに垂れ流しちゃってる、そういう文明の排泄物が地球を悪くしてるんだとすれば、僕らそれに対して責任持たなくちゃいけないし、最終的に言ったら核のゴミなんですけどね。
核のゴミなんか、みんな恩恵を受けてるくせに、どこの自治体も受けようとしないでしょ。
日本人として恥ずかしいことだと思うんですよ。日本人のみならず、世界の人間ですけど。
だからこういうことをしっかりやっぱり取り組まないと、文明が進んだ、進んだって威張ってるだけじゃ、本当に人類というのは迷惑な存在でしかなくなっちゃいますよね。
そういうことを少し感じていただきたいな、と思って、こういうこと(桜並木の清掃活動など)やってます。
拾えばね、感じますよ。あ、こんなものがゴミで出てるんだっていうのはね。僕もちょっといま足が動かないんでできないんですけども、前に何年もやってましたけど、本当に意外なものが(ゴミとして)出てきちゃうんでびっくりします。
どうぞなさってみてください。
たとえば自転車とかタイヤ類から、電池とか、それからもちろんペットボトル、ごはんの食べかす、ありとあらゆるもんですね。その中にクマのフンとかそういうのも混じってますけど、これは自然に戻るべく、良い排泄物ですね。そのフンをほじくってみると、いろんな植物の種が入ってたり、いろんなものが出てきますよね。
だから僕らの出してるものの中には随分、いまの文明批評になるものがいっぱい詰まってますから、それを再認識してもらうのも面白いんじゃないでしょうかね」
脚本家・倉本聰さん”環境”を語る 往年の人気テレビドラマ「北の国から」の”桜並木”清掃活動でインタビュー (23/05/14 18:40)
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