北海道札幌市内の中学校では1月15日始業式が行われ、3学期が始まりました。
新型コロナウイルスが猛威を振るう中、今後の感染状況に不安を抱えながらの新学期となりました。
札幌市立西野中学校 江野 秀明 校長:「おはようございます。冬休みが終わりました」
体育館には集まらず、それぞれの教室で迎えたいつもとは違う始業式。
感染拡大が続く中、不安は尽きません。
いま学校が置かれている状況とは?
そして、子どもたちを感染から守るために必要なこととは?
札幌市立西野中学校 江野 秀明 校長:「1月15日から始まる3学期は、みなさんにとって1年間を締めくくる大事な学期です」
1月15日札幌市内の市立中学校など、約100校で3学期の始業式が行われました。
札幌市西区の西野中学校では、新型コロナウイルスの感染対策のため、生徒たちはそれぞれの教室でテレビ画面を通じて式に参加しました。
生徒代表:「私は3学期を通して、学年全体を引っ張っていけるような存在になりたいです」
感染拡大に歯止めがかからない中での学校生活再開に不安の声も。
保護者:「冬休みの間、塾やスキースクールに行く子どもがいるので、始業式で感染など気になる」
保護者:「学校に行くことで体調を崩したりだとか、新型コロナがはやっているのでどうなるのかなと思って不安」
保護者:「手洗いとマスクの着用を徹底するしかない」
冬休み前には学校での集団感染も発生。
学校生活の行方はどうなるのでしょうか?
【3学期心配なこと】(SNSによるUHB調べ)
・集団感染 :64.1%
・受験への影響 :14.2%
・授業の遅れ :12%
・行事の変更・中止:9.7%
集団感染への心配をあげる人が多かった。札幌市保健所によると、2学期後半、札幌市内の学校で集団感染が相次ぎました。
【札幌の学校での集団感染】2020年11月~12月(札幌市保健所調べ)
●中学校・高校:計8校 240人感染
3学期が始まり再び学校現場での感染拡大の可能性について、北海道科学大学保健医療学部の秋原志穂教授は、「札幌で感染者が増えてきているので、集団生活になるとクラスターが起きる可能性はある」と指摘。
その上で感染を防ぐために「休み時間や放課後の、子どもたちだけで集まる際に、マスク着用や三密を避けることの徹底を」と話しています。
集団感染を巡っては、2020年12月東京都営地下鉄の運転士38人が感染する事例がありました。保健所の調査で思わぬことが明らかになりました。
【東京都営地下鉄 運転士の集団感染 原因と対策】
・原因:洗面所の水道の「蛇口」を介し38人に感染拡大か
・対策:蛇口は「紙で覆って触れる」、使用後に「手指消毒」
学校の洗面所でも同様の対策が必要なのか。
北海道科学大学保健医療学部の秋原志穂教授は、「運転士は洗面所で歯磨きをしていたとも聞く。接触だけで広がったかは不明だが、蛇口に注意は必要」としたうえで、「蛇口に水をかけてからしめる工夫があってもいい」とし、生徒や教職員が蛇口を清潔に保つよう心掛ける必要性を訴えました。
16日からは「大学入学共通テスト」も始まります。感染対策を万全にして生活をしましょう。
集団感染の不安も 中学校で”いつもと違う始業式” 3学期始まる「蛇口」にも要注意 (21/01/15 20:20)
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