1月9日は「成人の日」。3連休の期間中、新成人を祝う式典が各地で行われました。2022年に成人年齢が18歳に引き下げられたことから、一部では混乱もあったようです。
北海道札幌市の清田区体育館で行なわれた「二十歳を祝う会」。式典の対象者は従来通り20歳を迎える若者です。清田区では約1200人、札幌市全体では約1万8000人が対象となりました。
成人式に参加した人:「友人とは久々の再会。私は社会人になって働き始めている。早く一人前になって、たくさんのお客様を喜ばせる人になりたい」
函館市では名称を「成人祭」から「二十歳の集い」に変え式典を行いました。会場となった函館アリーナでは約1300人が参加しました。
成人式に参加した人:「まだ小さい時の夢をあきらめていないので、それを追いかけていこうと思います」
2022年に成人年齢が18歳に引き下げられてから、初めて迎える「成人の日」。北海道教育委員会によりますと2023年の式典は、北海道内179市町村のうち170市町村が20歳になる人を対象としたものでした。
成人式の対象年齢で揺れる町も。1月7日に北海道東部の別海町で行われた成人式は、19歳が対象年齢でした。20歳を対象とした式典は、すでに2022年12月に開催されています。
成人式に参加した人:「19歳で、20歳まであと1年ある。成人という感じはしない」
成人式に参加した人:「この前高校を卒業したばかりで、全然大人という感じはしない」
実は別海町では2023年度までに、式典の対象を段階的に18歳に引き下げる予定でした。
しかし、町民への意向調査の結果、反対意見が8割を占めました。「受験と重なる」、「経済的負担が大きい」などの理由です。
2024年度からは従来通り20歳を対象とした式を開くことに変更しました。
別海町 曽根 興三 町長:「何らかの形で『18歳から大人になる』という、責任と権利をしっかりと教えて行きたい」
網走市では20歳を対象にした式典に加え、「22歳の集い」も行われました。
2021年、コロナ禍で成人式ができなかった若者を対象にしたものです。
市の職員で実行委員長の杉山絢星さんは、2021年に式典が中止になり悔しい思いをしました。
「22歳の集い」実行委員長 杉山 絢星さん:「一生に一度の成人式なので、どこか残念だなという気持ちがありました」
今回、集いを開くことになったきっかけは1通のメッセージでした。成人式に参加できなかった男性から、市長への投書欄に「式を開催してほしい」という投稿があったのです。
「22歳の集い」実行委員長 杉山 絢星さん:「私も成人式はもうなくなったものだと思っていたので、メッセージをきっかけに開催できるのはうれしく思います」
実行委員会と市が1か月半にわたり準備をすすめ、2年越しで開催することができました。39人が参加し、久しぶりの再会を喜びました。
「22歳の集い」参加者:「本当は20歳のときに参加したかったが、それができなかったので、こんな形で開催してもらいとてもうれしい」
「22歳の集い」参加者:「前回できなかったが今回できて、みんなと会えてうれしかった」
中止になった年に応援メッセージを寄せてくれた市民に、お礼として22歳の抱負や感謝の気持ちを書き込んだメッセージも公開しました。
「22歳の集い」参加者:「社会人がんばります」
「22歳の集い」参加者:「目標のため、がんばります。30歳までに友達と起業すると決めているので、そのためにがんばります」
環境の変化はあれど、2023年も多くの若者たちが社会に羽ばたいて行きます。
成人年齢が18歳に引き下げ “成人式”の対象年齢は…北海道179市町村のうち170市町村が“20歳” 一部で混乱も (23/01/09 19:40)
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