北海道札幌市の北区では、年明けから大雪となり生活に支障が出始めています。
一方で中央区では路面が見えている所も。
同じ札幌市内なのになぜこんなに差が出るのでしょうか?
林 幹夫 ディレクター:「道路から歩道は全く見えない状態です。奥で除雪をしていますが、すぐに見えなくなってしまいます」
札幌市北区あいの里地区。道路から取り除かれた雪が2m以上の山となり、視界をさえぎります。
年明け直後の大雪で積雪は60cmを超えていて、過去5年平均より15cm近く多くなっています。
林 幹夫 ディレクター:「ガレージの上なんですが、雪庇ができています。50cm以上はありますね。あちらでは車が雪に完全に埋まってます」
生活道路の除排雪はほとんどされていません。
林 幹夫 ディレクター:「住宅街の道路は雪でデコボコしていて、車高の低い車は底を擦ってしまいそうです。車の部品でしょうか、底が擦れて外れたと思われます」
朝7時から3時間も除雪をしているという住民は。
住民:「車庫の雪庇が、こんなことになったのは初めて。2022年も雪が多かったが、2023年の方が多いようだ」
住民:「3日くらいからドカンと降りはじめ、毎日除雪をしている。本格的な雪は2月に入ってからなので、これからドッと降るのが心配」
大雪の原因は元日から4日にかけて石狩湾から空知地方方面に流れ込んだ雪雲です。
その一部が札幌市の北区と東区にかかっていたため、局地的な大雪となったのです。
屋根の雪下ろしの事故も発生しています。
1月5日正午前、札幌市北区あいの里2条2丁目で2階建て倉庫の雪下ろしをしていた50代の男性が、はしごから転落し死亡しました。
はしごを支えていた80代の母親も、落下に巻き込まれ足の骨を折る重傷です。
その一方で。
古沢 哲也 記者:「札幌市中央区では車道に雪はなく、歩道の雪山も低くなっています。所々アスファルトも見えています」
北区あいの里から約12キロ離れた中央区。
積雪は30cm以下と平年を下回っています。
バス停が見えなくなるほどの北区と、アスファルトが露出している中央区。
同じ札幌市でも全く違う光景が広がっています。
あいの里地区から出勤しているタクシーの運転手は。
タクシー運転手:「札幌中心部は全然 雪がないからびっくりした。あいの里・拓北地区は今は車が交差できない。すごいです」
なぜ、こんなに違うのでしょうか。
2022年は北からの風が多く札幌市の中心部でも大雪になりました。
今シーズンは西からの風が多く、雪雲が手稲山でブロックされ中心部では雪が少なくなっています。しかし、雪雲の通り道となった札幌市北部や空知地方では大雪となったのです。
生活に支障が出始めていますが、今後の除排雪の見通しは。
札幌市雪対策室 井上 実 課長:「北区のあいの里・拓北地区、東区の一部について前倒しの作業を実施することにした。1月6日の夜からスタートし、1月中に幹線道路の排雪を1回終える」
これから本格的な雪のシーズンを迎えます。
除排雪は順調に進むのでしょうか。
【同じ札幌市でなぜ違う?】 北区はドカ雪・中央区はアスファルト露出…生活に支障 幹線道路の"排雪"前倒しも (23/01/06 20:20)
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