障害者支援施設での虐待が明かになっていた北海道西興部村の社会福祉法人で、今度は介護施設での虐待が判明しました。職員が入所者の裸や下着姿を撮影し、村が虐待と認定していたことがわかりました。
虐待があったのは西興部村の特別養護老人ホーム「にしおこっぺ興楽園」です。
西興部村と「にしおこっぺ興楽園」によりますと、2021年3月19日から21日にかけて、入所者の男女80人全員の裸や下着姿を職員がデジタルカメラで撮影しました。
入所者の骨折に毎日行うチェックで気が付かなかったため、現状確認の目的で記録したとしています。
22日に入所者の関係者から村に情報提供があり、職員への聞き取り調査の結果、事実と確認。村は2022年5月に、性的虐待と認定しました。
「にしおこっぺ興楽園」は調査の直後に写真のデータを消去し、入所者と家族に謝罪。撮影の指示をした6人には、減給などの処分が下されました。当時の施設長は退職しています。
にしおこっぺ興楽園 松岡 晃司 施設長:「ご利用者とご家族のみなさんに、大変ご心配とご迷惑をおかけいたしました。職員の研修なども始めて、今後このようなことが再び起きないようにしたいと考えております」
「にしおこっぺ興楽園」を運営している社会福祉法人「にしおこっぺ福祉会」は、合わせて3つの施設を運営し約170人が利用しています。
12月5日には別の障害者支援施設「清流の里」でも、入所者13人を裸で長時間放置する虐待が明らかになったばかりでした。
もし、あなたの家族が虐待されていたとしたら、どのようにしたら気付くことができるのでしょうか?
札幌市社会福祉協議会の江口義則相談員によりますと、「虐待に気付くためのサイン」として、
・おびえる、泣く、叫ぶ、ため息
・無力感、無表情でボーっとしている
・何かを言いたそうにする
・人を避ける
・急にやせた、不眠
など、普段と違う様子を感じたら「虐待の可能性」があるということで、
周囲の人たちが、このような異変にいかに気付くかが大切だ、としています。
続く“虐待” 今度は「特別養護老人ホーム」で…入所者80人の裸や下着姿 職員がデジタルカメラで撮影 (22/12/13 19:48)
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