ついに北海道内の累計感染者が100万人を突破してしまいました。
道内では11月22日、過去最多の1万1394人が新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
これまでにないほどの感染拡大で、医療現場はひっ迫し対応の変更を余儀なくされています。
道内では11月22日、新たに1万1394人が新型コロナウイルスに感染。
過去最多を更新しました。これで、道内の累計感染者数は100万人を超え、5人に1人が感染したことになるなど感染拡大が止まりません。
11月に入って連日、全国で最多の感染者が確認されている道内では、通常医療の提供が難しくなり始めています。
国立病院機構本部 近藤 久禎 DMAT事務局次長 :「すべての医療者がしっかり対応できるような病気に変えていかないといけない。今、あの波の高さには対応できないのではないか」
再び過去最多を更新した道内。救急医療のひっ迫が進んでいます。
札幌で11月、新型コロナに陽性となり救急搬送された80代の女性患者は、受け入れ先の病院が決まるまで3時間30分も待たされました。
このほかにも先週、4回以上搬送を要請し、30分以上も現場に待機させられた救急搬送の困難事例が195件にのぼっています。
このうち157件はコロナ以外の患者だったということです。
原因の一つとして考えられるのが、高齢者施設での集団感染、クラスターです。
政府から派遣されている災害派遣医療チーム、DMATの医師は高齢患者のケアが課題だと指摘します。
国立病院機構本部 近藤 久禎 DMAT事務局次長 :「コロナによる重症患者が非常に増えてきて、それが医療圧迫をしているというわけではない」
近藤医師によりますと、高齢者施設で感染した入所者を隔離した場合、体を動かす機会が減り、体調が悪化するケースが多いと言います。
誤嚥性肺炎や尿路感染症を引き起こし、最悪の場合は死亡する例もあるといいます。
国立病院機構本部 近藤 久禎 DMAT事務局次長:「我々としては隔離をやわらげてADL(日常生活動作)で、体の状態を維持する。それによって、抵抗力を高めてコロナ以外の病気にかからないようにする」
患者の抵抗力を落とさないため個室に閉じ込めず、食事や排泄はできるだけ室外ですることやリハビリを継続し、日常の生活を維持させる必要があるとしました。
国立病院機構本部 近藤 久禎 DMAT事務局次長:「今の体制だと、コロナという枠組みの中で見なければいけない。そうすると、受け入れる病院にキャパシティの限界が出てきてしまう」
急激な感染拡大で、医療現場はこれまでの新型コロナ対応の変更を強いられています。
北海道で累計"100万人"突破 高齢患者の療養「このままでは対応できない」変化必要!病院のコロナ対応 (22/11/22 19:00)
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