札幌市の病床使用率は50%を突破。医療機関の負荷が強まっています。
北海道内で11月18日、8000人あまりが新たに新型コロナウイルスに感染したことが確認されました。
全道的な感染の急拡大は医療現場を圧迫しています。
連日、1万人前後の新たな感染者が確認されている北海道内。
11月18日も札幌の3248人を含む、合わせて8477人の感染が確認されました。
重症化率が低いとされている「第8波」ですが、札幌で80代以上の高齢者7人を含む、10人が死亡するなど、北海道内で18人の死亡が確認されています。
感染者の急激な増加に伴い道内の病床使用率は48.2%となったほか、札幌市では52.3%に達しました。
病院内で医療スタッフも含めた大規模な集団感染も発生し、負荷が高まっています。
市立函館病院 森下 清文 院長:「体制大いに影響がある。働く職員がいま全部で80人くらい休んでいる」
市立函館病院では10月26日から11月17日までに職員88人と入院患者104人、合わせて192人の感染が確認されました。
この大規模なクラスターで、職員の人繰りが難しくなり、11月11日から、新たな診療体制の運用を余儀なくされました。
一般病棟の「ゾーニング」です。
市立函館病院 森下 清文 院長「一般病室の中をレッドゾーンとグリーンゾーンに分けている。病棟はまったく離れているところにあると中々大変なので、職員が多数感染している場合は、病室単位でのゾーニングという方が都合が良い」
ゾーニングを行なっている一般病棟には、11月17日時点でコロナ患者が78人、一般患者が277人と全体の半分が埋まっている状況です。
市立函館病院 森下 清文 院長:「(医療の)ひっ迫は大変ですよ。残っている職員の人たちに負荷がかかっている、いまが1番大変です」
これまでにないほど感染者が急増している「第8波」。
医療現場は厳しい状況にさらされています。
札幌市では11月18日、2人の患者が欧米を中心に感染が広がっている「BQ.1.1」通称・ケルベロス株に感染したことが初めて確認された。
さらなる感染拡大も心配されるが、病院での感染拡大は市立函館病院だけではない。
札幌の手稲渓仁会病院では、職員の感染で人手不足が深刻化。緊急性の低い手術を延期したり、救急搬送に影響が出はじめている。
さらに釧路市の市立釧路総合病院でも119人が感染。大規模なクラスターで、入院や手術、転院を制限。感染拡大のピークを越えたため、二次救急の一部を再開したが、影響は続いている。
医療機関の負担を軽減するためにも感染防止対策をしっかり続けていかなくてはならない。
院内で"192人集団感染"人員不足で一般病棟「ゾーニング」病床使用率50%超に…第8波が医療現場圧迫 (22/11/18 19:00)
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